
写真は昨日届いた1枚の葉書です。
神奈川県高座郡寒川町から届きました。この町は、高校を卒業して大学進学のために上京し、この町に先に住んでいた次兄と同居して学生生活を始めた記念すべき地でもあります。家庭教師という大それた業務を請け負って、当時中学3年生だったこの家の長男の高校進学のためのヘルパーを務めた町でもあります。名ばかりの家庭教師だった小生を、家族の一員として扱っていただいた忘れることのできない生涯忘れてはいけない恩人一家の奥様からの葉書なのです。
「働いて得たお金」をいただいたこのご一家とのお付き合いは、下のお子さんの大学進学まで続きました。当時、ご健在だったこの家の御祖母様にも、孫同様に可愛がっていただいたことを、届いた葉書を読みながら懐かしく思い出しています。
初めて「せんせい!」と呼ばれた緊張感で過ごした勤務時間(笑)も懐かしく蘇ってきました。大学を卒業して高校の「せんせい」となった人生の羅針盤はここに存在していたのだとも、今となると確信できます。これも感謝の二文字で表現されるのですから「恩人」なのです。
突然の転居通知を送りつける「恩知らず」の行動は、今でも治っていないようです。
18歳で初めて「先生」と呼ばれた人生の延長線は、今でも未だハッキリと続いているのも人生の妙なのでありましょうか?
土浦の朝は曇天です。昨日は強風で常磐線もダイヤが狂いました。今日も雨模様でしょうか。そんな一日が明けました。
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