~所変われば・・・・~
去る4月11日に、ここ茨城県土浦市に転居いたしました。
長男一家の長年の念願を叶える現実となりました。本来なら4年前には「引っ越し」の好機が訪れていたのですが、踏ん切りの悪い(笑)父親は、わが身の現状を優先させてしまい全国行脚の道を選んでしまったのです。そして、昨年、業を煮やした長男の説得に「今はこれまで・・・」と決意の方向に意識改革を自らに迫りました。
昨年秋に新居の建築に着工してこの3月に完成。
ところが、引っ越しを直前にして東日本大震災と直面してしまいました。出鼻を挫かれつつ時間と勝負しながら孫たちの新学年・新学期との兼ね合いで、丁度震災後1か月を限界と判断して、大きな余震に歓迎されながら40数年住み慣れた茅ヶ崎市より「新天地」に引っ越してまいりました。転居のお知らせ葉書も枚数の関係上(?)、読者の皆さんにはお届けできませんでした。あしからずご了承願います。
小生のHPに、新アドレスも管理人さんより提示していただきました。メールにて交信していただければ返信をいたしますので、ご面倒ですがよろしくお願いいたします。
し荷物の谷間から、外出用衣類を探し出すのも一苦労です。明日から数日間、九州の生家に帰ってまいります。亡き母と兄の「法要」の案内を受けていますので、墓参も含め近況の報告をしてまいります。
ところで、70歳を前にして「新天地を開拓する」このスピリットをいかがお考えになりますか?
無謀でしょうか??無謀という評価を下される諸兄は、まだ小生にご期待いただいているということですね。しかしながら、当人は「無謀」とは無縁の人生展開を考えています。次世代の新しい息吹を感じとりながら、この情熱の炎も大切にして、悔いのない人生を展開しようと考えています。
要請がある限り、ここ新天地より全国にはせ参じるエネルギーはまだ消滅しておりません。この1か月は、今後の人生展開を考える最後の大転回時となりました。
5月の連休明けから、お請けしている業務を再開します。
名古屋~浜松~横浜と転戦するハードな日程が待っていてくれます。また、皆さんのご当地で元気に再会したいと心滾る思いになってきました。余震は収まることを知らずに、この闖入者を脅かしてくれますが、元気な孫たちの言動に励まされつつ、再開の準備に入ることにいたしましょう。
読者の皆さんより、ほぼ1か月遅れの新年度になりますが、今年度もどうぞよろしくお願いいたします。感想も含めて、新アドレスへのメール送信をお待ちしております。
歩禅とは、『安岡正篤 人生を拓く』(神渡良平 著 講談社+α新書)で拾った言霊です。千葉県で早朝ウォーキングを長年実践しておられる方の言葉として紹介されていました。沈思黙考の「坐禅」に呼応するものだそうです。ふと読み留まったのは我が愚脳にも大きな電撃が走ったからなのです。歩きながら自然界に身を委ね、自然界に畏敬の念を抱き、そして自然界に語りかけることのできる自分を見いだすこと。これを「歩禅」と利己的に理解しました。坐禅が苦手な私には「静かに座して己と語る」ことに替わるべく言葉として受容できる気になったのです。だから私には単なる言葉としてではなく、『言霊』(ことだま)となったのです。 平成16(2004)年10月20日 還暦に記す ~以降「散歩日記」を歩禅記として継続発信中~
自己紹介
- 角田明
- 1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。
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