2010/01/26

十八番「泥縄式準備」で明日に臨みます!



 「泥縄」人生はこの爺の王道です!!
 まるで開き直り的な人生哲学ですね。決してやけっぱちでの哲学では無いので誤解のないようにお願いたします(笑)。
 用意周到・準備万端・・・。これは、全国の会場で講演終了後の控え室や楽屋で主催者の皆さんからお褒めいただくお言葉に含まれている表現です。当事者としては、演壇で冷や汗をかいた直後の再度の冷や汗モノの評価です。聴講者の皆さんの深意を組み入れてお話し等出来る器ではありませんので赤面の至りの思いです。なにせ「泥縄式準備」で臨んでいるのですから、講演終了後は出来るだけ早い時間にその場を去りたい、と心から願っているのが毎回の本音です。
 新年早々の「公開研究会」の講師として、明日(1月27日)は市内の小学校に要請されています。研究発表会では、大きな流れの最終コーナーが「講演」となります。全体的な研究大会の会場の雰囲気を「嗅ぎ取る」力が要求されると思っています。場違いの講演では参加された人たちに失礼だと思うからです。ともすると、用意周到の準備資料に不具合が生じることがあっても不思議ではありません。臆病な爺はその対応が出来ないだけです。単なる泥縄式・直前準備の言い訳・・・・(笑)なんです。
 明日は、茅ヶ崎市立東海岸小学校における「小学校英語」に関する1年間の授業実践の発表なのです。文科省・県あるいは市の指定研究校の発表ではありません。「自主研究」を発表する小学校です。「指定研究」という看板があれば、少々ではあっても研究助成金があります。しかし、この小学校にはそれは皆無です。熱心な教師集団に絆された爺は1年間関わってきました。学校から拒否反応が無い限り、次年度も図々しく「指導担当講師」として通い続けようかと勝手に決め込んでいるほど熱心に授業研究をしている小学校です。
 今日は一日中、明日のために「十八番」の泥縄式・準備に明けて暮れました。
 明日の研究会に参加する教師集団にお渡ししたい「おみやげ」づくりに精を出しました。爺の腰のベルトに装着した歩数計は○○○歩。つまり、ほぼ終日書斎から一歩も出ずに仕上げた(決して満足では無い!)モノが写真でご覧頂いているA4版2枚の「26個の絵」です。爺は肩が凝りましたぞ(笑)。
 当年取って66歳になる爺が、こんな「ままごとに現を抜かしている姿」をご想像下さい。滑稽でしょ?いかにして、小学校の児童に「興味関心」を抱かせるか?その観点からの労作です。中・高校の英語教育に携わった英語教育のプロにとっては、経験の少ない小学校の教員が「小学校英語教育」に挑む姿は惨すぎて、観るのも辛い思いなのです。何とか手助けをさせてもらいたいと願うばかりです。
 
 そこで読者の皆さんに問います。写真を見ながら答えてください。
 この「絵」は26枚あります。アルファベットのA~Zに合わせて絵を並べてみてください。1枚も余りません。当然ながら重複もありません。単語の頭文字で並べてください。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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