2012/05/13

本格始動

~今日はヨコハマから~
 一昨年から請け負っている業務。
 それは「教員採用試験」受験者を対象にした講座である。担当は「論作文」という小論文作成の指導である。『卒論』に苦しんだ若い時代を蘇らせながら講義をするが、「作文」という作業が苦手な輩にとっては苦労が大きいようである。30~40人ぐらいの聴講生を前にしての、所謂、昔取った杵柄とやらの「授業をする」時間である。現役を退いてから担当する分だけ「教員の世界」も冷静に振り返ることも出来るのが醍醐味でもあり、短期間集中(請け負っている講座は5~7月)でもあるのが楽しみでもある。長年住み慣れた横浜の空気を満喫できるのも、また格別である。
 今日からその仕事始め。
 今年はどんな受講生との出会いがあるのか!見事に大願成就を果たしてこの4月から教壇生活に入っている昨年度の受講生からもメールが届いている。老輩の微力で彼らの夢が実現することは冥利である。
 週末は、愛知県春日井市から静岡県浜松市、そして日曜日は上述の講座(横浜市)のために神奈川県に戻ってくるというハードな日程にはなるが、まさに(遅ればせながらの)小生の今年度の業務始業である。
 張り切って今年度もスタートすることが出来るのが至福である。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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