2012/05/25

歩禅記(60)

 ~早朝の田園風景はサイコー~
 1年ぶりの『早朝の歩禅』はやっぱり最高の気分です。
 暫く伴なわなかった妻が数日前から「朝の涼しい時間だったら」の意向を伝えていたので今朝は誘ってみた。そして、いつもの「田園地帯」へ出向いた。高い空から、沢山の雲雀の声が聞こえた。林からは鶯の鳴き声も聞こえる。鶯の鳴き声は日に日に「上手く」なるのだそうだ。耳を澄ますと、ホーホケキョの素敵な声の囀りになっていて季節の移ろいを感じた。
 僅かな歩数(5000)ではあるが、妻にとっては数か月ぶりの時間である。中途帰還も覚悟したが予定より若干短めの時間にして無事に帰宅できた。
 農家の広い庭先には、ぼたん?芍薬?が満開であった。お断りして折って戴きたい心境になったのでそのことを、隣を歩く妻に告げると苦笑したまま返答はなかった。農家の畑には里芋の芽が逞しく伸びている。えんどう豆も大きく成長している。枝豆やインゲン、そしてオクラの芽もすっかり大きくなっている。
 我が家の東側の空き地には、ことしこそ『緑のカーテン』を作りたいと妻は頑張っている。タネを蒔いていたゴーヤと朝顔が芽を出して、あっという間に大きくなっている。やったこともない作業に、慣れない手つきで挑んでいる妻の力作が今夏は認知できるかどうか、夫としては楽しみにしている。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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