2012/05/23

天空と天体

~東京はタワーからスカイツリーへ?~
 金環日食を4歳の孫と愉しんだのが、もう一昨日の事。そして、昨日は雲に隠れてしまったスカイツリーを目で追いながら常磐線の旅をした。
 「猫も杓子も東京タワー見物」は、昭和40年代の東京観光の風物詩。小生は昭和38年に上京した。その数年前に東京タワーは完成していた。上京すると東京オリンピックとも遭遇した。新幹線と東京タワーは「驀進する日本丸」の明るい未来を象徴する「モノとコト」であった。
 東京タワーは300メートル台で天空に聳えるがスカイツリーはその倍ほどの高さまで天空に伸びているらしい。どんな高さになっているのかを検分するには数年先になるようだが、太陽に向かって伸びていることは確かである。
 天空ショーと天体ショー。
 首都東京でもこの二日間連続の喧騒は衆知の通りである。「生きていて幸せ」を感じたのは昭和初期誕生の人類だけだったのだろうか。なぜならば、次回の天体ショーを鑑賞できるまでは生きていないと考えたからである。
 皆さんの学校や、地域での天体ショーはいかがでしたか?
 また、東京の天空ショーにはいつ頃、お越しになる予定でしょうか?ショーに振り回されて現状の日本を見失ってしまうような国民の一人になってはいけない、とふと冷やかになってしまうのも昭和初期誕生の人類の所為であろうか(笑)。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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