2010/08/06

今日は「何の日」?




 ~広島・あの日から65年~
 孫軍団が帰って行って蛻の殻状態の昨日一日。そこから脱皮して(笑)、今朝から早朝歩禅を再開した。数日間のリズムで全身が、復活する事への抵抗でもしているようで可笑しくなる。いつもの出発時刻より30分遅れとなったので途中で、もうギラギラの夏の朝陽に襲われてしまう羽目になった。
 小出川沿いのコースでもすれ違う顔ぶれまで違った。
 川面を泳ぐカモの群れ。すいすいと泳いでいたのでカメラを向けたら何と!方向を変えてカメラ目線にして等間隔に並んでくれたではないか。妻が「え~っ!」と声を揚げてしまうほどの整列ぶりに思わず、「今の子供達より並んで上手だな」と夫も声を発してしまった。カメラなど分かるわけ無いのだから「偶然の一致」であることは確かである。しかし、早朝の川面と土手のコミュニケーションがユーモラスであったことは事実。
 帰宅したら妻が、庭先を指さして「ほら、ブーゲンビリアがこんなに咲き始めましたよ」と。母の日に長男嫁から貰った花。水やりを欠かさなかった賜らしい。嬉しそうに咲き出したブーゲンビリアの花弁をご覧下さい。
 田んぼの写真は、少なくなっていく我が家の前の田園風景。家の前は全面が田んぼだった頃と比べると寂しくなる。水田を渡る風で扇風機が錆びつくほど使用しなかった快適な生活環境だった。そんな日々から35年が過ぎてしまった。今日も猛暑日? 夏には珍しい風景。富士山が朝陽に輝いてきれいでした。
 お気に入りラジオ番組の一つに「今日は何の日?」がある。数分間のショートプログラムではあるが、頷きながら思い出す出来事もあり良い番組である。
改めて、今日は何の日?忘れてはいけない広島に原爆が投下された日である。もう65年の歳月が流れている。「この日」を境目にして数え切れない多くの人の人生が変わってしまったと思うと、胸が痛む。世界の政治状況も「ホンの少し」変わり始めたのだろうか。数カ国の代表が初めて被爆地「ひろしま」を訪れると言う知らせ。しかし、「この日」に消えた命は戻ってこない。自己利益ばかりに執心せず、広く世界全人類の幸せを見詰める鳥瞰図的政治が欲しいモノである。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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