~「小林牧場」にお嫁さん
以前、このブログにも紹介しました山梨県甲斐市の小林牧場でのホットなニュースがまた新聞紙上に出ました。(この牧場主は、主宰する『響の会』に講師としてご登壇いただいた関係でその後も親交が続いています)牧場にヤギ?不似合いですが、この牧場では迷子になったヤギを助け、飼うことにしたとのニュースが前回の記事の内容でした。前回も今回も、牧場主からのご一報があった訳ではありません。偶然ですが、記事が目に留まるのです。これも妙縁とでも言いましょうか。
これは、もう10日以上も前の記事です。お盆があったり孫守りが続いたりしてこちらのブログも情報が満載でしたので今日まで延びてしまいました。この記事は葉書にプリントアウトして「残暑見舞い」の葉書として牧場主には一昨日投函してあります。
家族による高齢者の放置事件や、児童虐待事件が後を絶たない「変な世の中」になってしまい、「どうしてこんなことに・・」と胸を痛めることばかりの昨今です。今度は、助けた雄のヤギさんに「花嫁さん」を迎えたというぽかぽかするニュース。異常気象の真っ只中にも、すこぶる正常で「ホッとする」ニュースに感謝したくなりますね。今日は、少々遅くなりましたが、そんな思いを皆さんにも「お裾分け」いたします。
歩禅とは、『安岡正篤 人生を拓く』(神渡良平 著 講談社+α新書)で拾った言霊です。千葉県で早朝ウォーキングを長年実践しておられる方の言葉として紹介されていました。沈思黙考の「坐禅」に呼応するものだそうです。ふと読み留まったのは我が愚脳にも大きな電撃が走ったからなのです。歩きながら自然界に身を委ね、自然界に畏敬の念を抱き、そして自然界に語りかけることのできる自分を見いだすこと。これを「歩禅」と利己的に理解しました。坐禅が苦手な私には「静かに座して己と語る」ことに替わるべく言葉として受容できる気になったのです。だから私には単なる言葉としてではなく、『言霊』(ことだま)となったのです。 平成16(2004)年10月20日 還暦に記す ~以降「散歩日記」を歩禅記として継続発信中~
自己紹介
- 角田明
- 1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。
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