2011/07/10

『お祖父ちゃん』の眼で授業参観・・・。

 ~こんな視野で授業を見ると微笑ましい~
 講師稼業(=昨日も使用した言語表現)のメインは授業を観察してからの「指導助言」である。
 周囲からは「怖い目線」を感じ取られつつも稼業を全うし続けているのが全身に染みついているのがよくわかった。昨日は孫が通学している小学校の保護者・授業参観であったので誘われるままに老妻同伴で行ってみることにした。
 お祖父ちゃん・お祖母ちゃんの視線を意識して教室を覗いた。
 二人の孫たちは入室したことは分かっている筈だが、意識しているらしく視線をこちらには送って来ない。授業に集中しようと頑張っていたのだろう。家の中で見る孫とは別人のように成長した姿を見せてくれた。
 自慢ではないが、わが子たち(3人)の授業参観も一度も経験していない父親である。しかし、お祖父ちゃんの眼での「授業参観」初体験は少々敷居が高かった。しかし、どっぷりと「お祖父ちゃん」業に浸りながら、校内見学もさせてもらった。3階から見下ろすと大きな沼もあり、遠くには筑波山の雄姿もくっきりと浮かび、見渡す視野を色分けをするとなれば「緑」である。素晴らしい環境に立地している学び舎で6年間学ぶことのできる孫たちは幸せである。たくさんの経験をさせていただいて、多くの友達を作って学校生活を楽しんで欲しいと心から願う想いは「お祖父ちゃんそのもの」であると苦笑してしまった。
 

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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