~猛暑に茹だった老脳(笑)~
昨日はこのブログに接していなかった!
全く頓着しないほどに忘却の彼方にこのブログがあった。つまり、「日課としたい」筈のこのブログタイムすら意識の「蚊帳の外」に送り込んでしまったようだ。
しかし、この暑さはどうした!
生まれ育った故郷(九州)を離れてかなりの年数が経って家族連れで帰省した。その時、わが子の体調管理に気遣いをして「酷暑」を体感した。あの頃の日射と気温の高さが、ここ茨城県(北関東)にまで到達しているようだ。これを専門家風に表現すると「地球の温暖化」なのだろうか。
暑さと衣類。
小生のような時代人には、夏はステテコとクレープ(綿)のシャツがファッションである(笑)。ステテコ姿の高齢者の姿は時代を感じるが、暑さと関係している。ズボンとパンツの間にステテコの存在価値がある。若さのバロメータが下着の種類にあるらしい。ステテコ姿は老人の代名詞のようである。否定はしない。いや否定ができない。夏でも遠距離を旅する小生には直にズボンをはくと汗がズボンに纏わりついて歩き辛いのである。男性の読者で、この感触(=心境)を理解できる方は小生と同年配であると断言されても仕方がないことになる。異論は無いだろうか。
大仕事が11日に終わった解放感も手伝い、あまりの暑さに放心状態となってしまったようである。
子ども達から貰った現代流のナイロン製のTシャツの肌触りが良くない。同種の短パンも何となくべた付いてすっきり感がない。ついに老妻に向かって要請した。「ステテコを出してくれよ」、と(笑)。
そんな他愛もない会話が意味もなく交わされているうちに何をすることもなく一日が暮れてしまったのでございましょう。夏の暑さに居た堪れなかった老体の「昨日」は、何一つすることも無く過ぎて行ってしまいました。お許しいただきたい。
お断り:今後も気温の上昇と不快指数(とやらの)上昇の関係から、老脳が熱中症にでもなりましたら時としてこのブログは予告なしに休刊するかも知れませぬ。ご了解願います。
歩禅とは、『安岡正篤 人生を拓く』(神渡良平 著 講談社+α新書)で拾った言霊です。千葉県で早朝ウォーキングを長年実践しておられる方の言葉として紹介されていました。沈思黙考の「坐禅」に呼応するものだそうです。ふと読み留まったのは我が愚脳にも大きな電撃が走ったからなのです。歩きながら自然界に身を委ね、自然界に畏敬の念を抱き、そして自然界に語りかけることのできる自分を見いだすこと。これを「歩禅」と利己的に理解しました。坐禅が苦手な私には「静かに座して己と語る」ことに替わるべく言葉として受容できる気になったのです。だから私には単なる言葉としてではなく、『言霊』(ことだま)となったのです。 平成16(2004)年10月20日 還暦に記す ~以降「散歩日記」を歩禅記として継続発信中~
自己紹介
- 角田明
- 1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。
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