2011/07/16

新・歩禅記(51)




 ~新コースは「孫の通学路」~

 義父母の眠る観音寺境内へのコースしか知らない新参者。

 歩禅のコースを設定するには地理不案内は致命傷であるが、妻の提案で「孫の通学路」を歩いてみたいとの要望を取り入れて家を出発したのが4時35分。「朝の歩禅は60分間」とは、いつの間にか老夫妻のきまりになっているように定着している。

 写真の下段は、家を出て歩き出した直後に昇ってきた今日の朝陽である。見渡す限りの平野なのでこんな角度から日の出を見ることが出来るようだ。思わず立ち止まって両手を合わせた。

 写真中断は、通学路に広がるハス田んぼに咲き始めた「蓮の花」である。時はまさに「七月盆」である。お盆には蓮の花が似合う。そんな光景が延々と広がる田園地帯を毎朝、孫たちは元気に通学しているようである。爺も婆もご機嫌な歩調となった。

 写真上段は、本コースの目的地:孫の通う小学校である。老脚で20分間で到達できる距離である。通学時間としては最適かもしれない。情報によると往路と復路で通学路が異なるらしい。生い茂った林の中を通る場所もある(確認した)ので、下校する復路は車の往来は激しいが一人で帰宅する児童の安全性は確保できるという判断らしい。

 今朝の歩禅は、通学路の復路は歩いていない。車で頻繁に走っているからでもある。朝陽が昇ってくる時間帯に歩き出して帰宅するまでの時間は丁度1時間であった。このコースは歩くには最適との老妻が気に入ったようであるから、今後続けてもいいかも知れない。

 一つずつコースを開拓する時間もたっぷりある。これからが楽しみである。早朝歩禅の本格的復活宣言としよう。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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