2012/11/27

年賀状とカレンダー

 ~『心機一転』を託す瞬間(笑)~

 『昨日の記憶』と題して時間を追いながら「昨日の終日」を作文スケッチにして日記を付けています。それは毎朝の起床直後の任務作業として位置付けています。パソコンソフト・エクセルを利用して正式に書き始めたのが昨年の10月からです。すでにこのブログの前身(HP・『散歩日記』)を登載し始めたのが、「還暦を期して」の挑戦でしたので、かれこれ10年ばかりになります。

 加齢速度を緩やかにするための自助努力です(笑)。

 つまり、過去の事は忘れないでいた義父母が、「ついさっきの事」を忘れる記憶力機能に関心があったのがこの発案に繋がりました。朝一番にパソコンに向かい「昨日の記憶」を弄りながら記述することは、時として苦になります。自覚症状を感じるからなのです。取り分け、フリーの終日を数日間続ける(=退職するとこんな状況下に陥る)と、2~3日過ぎてからの記述は拷問になります。だから、毎日(特別な事情が無い限り)、起床して直ぐに挑むことにしているのです。

 従ってカレンダーは必需品。

 大昔(?)は、団扇と暦は買わなかった!!商店名入りの団扇もカレンダーも傍目を気にせずに使用していましたよね。今は、戴いてもカレンダーが2~3本かな?最近はネットショッピングでお洒落なカレンダーも購入できる時代になっています。老妻とカレンダーを購入するのは我が家の師走の風物詩になっていますが、今年は少々早めの準備に入りました。今年が早く去って欲しい、という訳でもなく新しい年に何かを託している訳でもありません。

 アメリカの従姉たちにも日本のカレンダーを贈ってあげようとの発案からだったのです。今夏の10日間を楽しく過ごさせてもらった老妻は「お礼に」、とクリスマスプレゼントの中身を考えていたので私案を提供しました。そこで、「日めくりカレンダー」を選んでみました。80歳前後の従姉たち(=日本を離れて60年以上)が、どんな顔をするのか?老妻と一緒に楽しみに反応を待つことにしましょう。

 ついに(笑)、今年も年賀状を買って来ました。

 お世話になった先輩諸兄へ投函する年賀状が、年ごとに枚数が減っているのがわかる程になっています。ここ数年の「ご無沙汰の年の初めのご挨拶状」の宛名も変化しているのに気づきました。届いている喪中の葉書と対照しながら、友人への年賀状も投函できない寂しさも感じ入る程になっています。こんな作業でも、老夫婦になると歳末の1つの風物詩になってしまっています。

 このブログが、全国各地の多くの方々に読んでいただけるようになっています。老輩の「師走の風物詩」に彩りを添えて頂いているようで嬉しい気分になっています。ご感想等もお寄せください。待っています。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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