
出版社の編集者の一人から電話が入りました。
2年間の連載原稿を執筆させていただいた時の担当編集者からの電話でした。当方の転居をお知らせしていなかったこともあり、業者ではお困りになったようです。事情を聴いて恐縮するばかりでした。このHPで、新アドレス情報を得てメールがその前に届いていましたのでコールのお願いをしておきました。社の方針で急な決定だそうです。「親方日の丸」(笑)業界に勤務した小生には異文化での出来事に思えてしまいますが、一般企業や会社では日常茶飯事のことのようです。
休刊になる最後の月刊誌に掲載する原稿の執筆依頼がありました。
休刊の情報は仰天と衝撃ではありましたが、その最後の発行月刊誌に「拙い原稿」を載せていただくという光栄に、違った仰天と衝撃が走りました。それは、感謝の気持ちからでした。執筆要綱を見詰めながら胸が熱くなりました。細やかな実践を添えて、愛する後輩諸兄に向かって真意を文字に託そうと意を決して書きました。機会がありましたら発行の暁にはご一読いただければ幸甚です。
お盆が去りました。
お墓もお寺も至近距離にある所に転居して初めての「迎え火」と「送り火」が出来ました。孫たちが手に持っている提灯の灯りにはやっぱり幻想的な「我が国の文化」が醸し出され、亡き両親の笑顔が浮かんできました。小生の孫たちですから、両親にとっては曾孫です。曾孫たちの灯す提灯に誘導されて両親はお盆の「里帰り」を満喫して、また天国に戻ってくれたことでしょう。
昨夜の楽しかった宴の残骸を嫁と老妻が片付け始めました。依頼された原稿の最終推敲を終えて庭に出ました。空き缶やビンの処理を手伝うためです。長男夫婦は今日から通常勤務です。数日間のお盆休みで孫たちもすっかり親との時間を満喫したのか、3歳の孫は保育園に連れて行かれることを察知して今朝は珍しく愚図っている様子が母屋から伝わってきました。さもありなん!!当然のことでしょう。親の愛情は何にも勝るものですから・・・。ろくな愛情も掛けずに子育てをした我が親業を反省してしまうお盆明けの朝です。
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