桜は三日間も観ないでいると散ってしまう、と言うそうですよね。ご存じでしょ?
転居先の周囲が栗林に囲まれていることは、当ブログでもご紹介してありますが、21日のブログで紹介した時点ではまだ青々とした棘に包まれてゆったりと枝に付いていた栗が、昨日の午後、孫に言われて驚きました。たった5日間でもう・・・、と自然の力の偉大さを知りました。
孫との会話。
「お祖父ちゃん、栗拾いにはいつ行くの」「お祖父ちゃんはわからん。お父さんかお母さんに聞いてみたら」「栗って、拾うんだ?」「そうだよ、いつも境内に長靴はいて拾いに行くよ」・・・・・・・。他愛のない祖父と孫息子の会話から何かお気づきになりませんか?
林檎・梨・桃・蜜柑・苺・葡萄・・・・は、りんご狩り/なし狩り/もも狩り/みかん狩り/いちご狩り/ぶどう狩りと、『果物+狩り』と表現されるのが自然のようですね。ところが栗は?くり狩りとは聞いたことが無いですよね。皆さんはどうでしょうか?孫は当地で生まれ育っていて、嫁の実家の栗林に「拾い」に毎年連れて行ってもらっているようです。自然のままに「くり拾い」として言語が成立しています。
写真は一枚は枝についたまま破裂して実だけで落ちてしまったのでしょうか。もう一枚は3個の実を育んだまま棘ごと枝から離れて地面に落ちたようです。つまり、熟した栗の実は自然の落下で地面に居場所を替えて「収穫されるのを待つ」、つまり「拾ってもらう」のが次の活躍のステージになるというわけのようです。熟した実が「落下する前」に「刈り取られる(狩り)」のですから、「りんご狩り」等の言語表現で成立したのでしょうね。
そうか!もう「狩り」のシーズン、つまり収穫・刈り取り・取り入れの季節が到来したのです。
あの酷暑はどこへ?いやいや、未だ残暑は襲来するよ、恐れながら的中しないことを祈りつつ呟くだけの朝です。昨今は、日本列島「豪雨・洪水」警報の連打です。自然界の猛威は、地震・津波だけの主役を許してはいないようです。驚異的な仕打ちに対応すべく、自然界と共生して来なかったツケを返すためには大きな難題に立ち向かうしか無いのでしょうか?自然界の威力には勝てません!!
今日は有名な「隅田川の花火大会」のようです。
自然界の歓迎を受けなければ「文明の華」と豪語する「花火」もその雄姿を見せつけることもできないのです。そう、考えてみれば「人間界の力」なんて風前のともしびですよね。お互いに気を付けましょう。
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