2013/06/21

全国(教育現場)での授業研究会も本格始動に入った!?


 来週に訪問予定の小学校の研究主任から、校内授業・事後協議会の情報をメールで知らせてくれました。

先日、本年度潮江小においでたばかりの先生の、国語の授業公開がありました。事後協議会で授業者が、「子どもの意見がうまくつながらなかった。どこで子どもたちに考えさせたらよかったんだろう?」と提案されました。
その際、今年度本校4年目となる先生が「自分だったらここの所で話し合いをさせると思う。この前に○○ちゃんが『○○○』と発言してるよね?『どこからそう思うの?もっと詳しくお話して』と聞くともっと広がると思うよ。」と嬉しそうにおっしゃいました。
 昨年まで『分からん!さっぱり分からない!』と言っていた方なのに。「いいぞ~!!」とうれしくなった出来事でした。 

幾つもの学校を飛び歩く立場ですから、「この学校は何年目?」と自問することが多くなりました。温度差は訪問年数や訪問回数で出来上がるモノではないようです。そこに集った教職員の雰囲気次第では、「まだ〇年目?」と嬉しい驚きの声を発することにもなります。

 学校長以下教職員の「オトナらしい」団結力が全ての様です。

 そして、「自分たちの総意で」の意識で創られるエネルギーが「学校を動かしていく」ように思えます。教職員の「個人研究課題に伴う実践記録集」(=写真)を隅から隅まで読みました。授業研究会で教職員との再会が楽しみな小学校です。
 

【臨時ニュース!】
先週訪問した中学校で保護者対象の講座が新設され、記念すべき第1回の講座を小生が担当しました。その様子がホームページに登載されています。覗いてみてください。当ブログ(6月15日)にも学校訪問に関して「気配りと心遣い・・・」として感想を登載した中学校です。次回の訪問もすでに決定しています。再訪が楽しみです。保護者パワーと学校運営の息が合ったら『怖いものなし』、を実証している中学校です。

【小牧中PTAの部屋】6/13 第1回小牧中特別講座で「大人の学び」(1


 

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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