2011/05/22

「旅の荷造り」を終えて

 ~「芍薬と牡丹」の綺麗な季節~
 明日からの広島遠征(笑)に備えて準備すること。
 先ずはJRチケットの購入である。利用する駅は徒歩3分の距離にあるので非常に楽である。今日は休日であるので利用客も少ないのでゆったり気分で駅まで歩く。予想通りに「みどりの窓口」の利用者もなく明日からのチケットを容易に購入できた。
 一旦帰宅して次の準備。
 数日間に亘ると「着替え」の準備が必要となる。そろそろ「汗をかく」季節になると二日間も連続して下着の着用は不快感を募らせるばかりである。妻がこまめに「一日分」を一つの透明ビニール袋に入れて準備をしてくれる。
 ≪影の声① 『自分の旅支度もできない奴は旅をする資格無いぞ!』(愛娘たちの叱咤)≫
 宿泊数のビニール袋を小さな箱に詰めて、自宅から最短距離の宅配便営業所に持ち込むのが次の作業。ここでは自転車で行ける距離に営業所があるので、今日も「雨の降る前に」とばかりに自転車を走らせる。明日の夕刻までには広島の宿泊ホテルに配達されるとの返事をもらってホッとする。
 次の準備は「床屋さん」である。
 転居してまだ2か月が経っていないが、「1000円床屋さん」を発見している。
 ≪影の声② 『整えるほどの髪の毛の量もないでしょ!いっそのこと丸刈りに!!』(愛妻の忠告)≫
 当地で発見した床屋さんは所要時間20分間。髭剃りや洗髪がない。リクライニングの椅子ではないので「寛ぎ気分」は満喫できない。居眠りする時間もないのが、小生にはお気に入り。刈り取るほどの頭髪量も(確かに)減少しているのは百も承知であるが、まだまだ拘りたい気分である(笑)。
 すべての旅支度を済ませてハッと我に返る。
 肝心な講義や講演の所準備が完了していないことに気が付いた。毎度のことながら妻のつぶやきが今日も耳に入ってきた。「お得意の泥縄ですか?」との励ましの声である。
 準備で市内を東奔西走しながら、他人の花壇を覗く。牡丹なのか芍薬なのか、とてもきれいな花を満喫できる季節になったようだ。口をついて出たのが次のフレーズである。
 立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花。幼いころ、このフレーズの解釈を聴いたことがあるが未だに深い意味が理解できていない。何せ、牡丹と芍薬の花の見分け方すらわからないままにこの言葉を口ずさんでいるのであるから幸せモンと言うしかないのだろうか。旅支度とこの花々との関連は全くないが、そんな季節になりました!という所感であることを伝えたかっただけである。
 明日から暫く、当ブログは休刊いたします。再開は27日の予定です。

 

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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