9月1日の早朝歩禅の時間を意識して起床しようとして違和感に気付きました。
「目が回る!」と自覚症状を妻に伝えて、「今朝の散歩は無理だな!」とグルグル回る天井を恐怖心から目を閉じた朝から20日余りが過ぎています。体調が不完全な期間でも『請け負っている仕事』はキャンセルなど出来ません。全ての照準を「出向できる」態勢に合わせると、肝心な生活のリズムも狂うモノですね。
この期間に広島市4日間、高知市2日間の請負業務に「穴を開ける」ことも無く何とか責任の上っ面だけは果たせたので安堵はしたものです。イマイチ自らの万全ではない体調にいら立つことも多く不安感が先行していました。
23日に、午後からの40分間を設定して田園地帯を「ゆっくり歩きながら」復活の再現を企みました。「独りで歩ける」という意志を妻が遮りました。一緒に隣を歩きながら一カ月ばかりの「歩禅」が出来なかった空洞が嘘のように快調に歩けることに自らが確認できたことが何とも言えない快感でした。
そして24日から「朝の空気の中を」歩きたくなって挑んでみました。幸いにも雨も降らずに50分間のコースを60分掛けて歩くことが出来ました。小さな成就感が何とも言えない力強い一歩に繋がるという事を今更ながら体感できました。
隣を歩きながら妻が真実を一撃しました。
「70年間も生きて来たら、どっかは不具合が見つかりますよね」と。言われハッとしました。わかってはいるけど、「今までできたことがなぜ出来ん!?」とばかりに無茶をしてしまうことの繰り返し。これが人生なんだ!!と妻の一撃に対して、素直な心で『現実』を受け止めることが出来た分だけ加齢を認知しました(笑)。
昨朝は今にも降り出しそうな空模様でしたが、傘を持って出発しました。途中で傘を開くほどの降雨に歓迎されましたが元気で帰宅できました。濡れた身体を拭いて着替えを済ませてから朝食を摂りました。1か月ぶりの朝食の美味に舌鼓を打つことが出来ました。
今日は、第二の故郷「茅ヶ崎市」での講演のために6時半には電車に乗ります。目覚まし時計をセットして就寝しましたが不要でした。尊敬する鍼診療師の人生哲学のその本質を自らに言い聞かせながら「無理と無茶」を混同させずに、自らの全身に顕在する「現有勢力」を適格に判断して、年齢相応の「壮快さ」を求めて歩もうと心新たにしている朝になりました。
今日の「歩禅」は神奈川県までの『健やかな移動』を充当しましょう。
既に卒業生からも会場にて再会を楽しみにしているというメールが何通も届いています。請け負った90分ばかりの時間の責務を果たすことで「再会の妙」を満喫してまいりましょう。
セットした目覚まし時計よりも早く起きた朝です。行ってまいります!!
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