2013/09/05

今回の小学校訪問では「初チャレンジ事業」を承っています!

 

 小生の教員免許状は「一級・英語」です。

 初任先は高校で次は中学校でした。つまり、この免許状では中・高校の「英語科教員」として通用するモノです。そして、教員生活の最後は2つの小学校・校長職でした。校長職には教員免許状は無用です。だから「小学校教員免許状を有しない校長先生」が小学校現場に採用されるわけです。

小学校教育の素人には「子どもに対応する」術を体得しないままに加齢した校長としては難行でした。それは、相手に通じる話し方の模索に苦労することでした。つまり、「授業をする」というプロセスが欠落している「校長先生」が発する言葉は、7~12歳の時差がある大集団には上手く通じないのです。哀しくなる程通じませんでした。このページでは触れませんが、その難行が生み出したのが「式」(入学式や卒業式等)での式辞の代用として「絵本を読む」ことなのです。

『ことば』が通じなければ『こころ』が通い合うことが難しくなります。小学校教育の重要性を現職の目でしっかり確認しました。それは、「ことば」の運用でした。今回は、3つの小学校で3つの授業を請け負いました。難行苦行を経てからも、年齢だけが加算された元・小学校の校長先生が授業をすることになりました。ことばが通じるような授業になるように準備に勤しんでいますが、いかがなものになるか!!乞・ご期待!!()

それぞれの学校での計画・企画に従って調整しながら決定した概要をご紹介しておきましょう。

11日(水) 14:00 道徳授業参観

     15:00 ★授業=「命について」 5~6年生(165名)+保護者

12日(木) 10:40~11:25 授業参観①

     11:30~12:15 授業参観②

     14:00~14:45 ★授業(全校児童) 『命のお話』+感想の交流

     15:30~16:15 ◎教員研修 「道徳の授業に関する講話」

13日(金) 4校時 示範授業(3~6年生=109名) 体育館

         ★『心の授業』≪教科領域・道徳 項目2-(2)思いやり≫

     5校時 授業参観

     6校時 ◇講話=「思いやりの心」を育む家庭教育を考える=

          対象:保護者および地域の方

14日(土) ◇PTA教育講演会

       =子どもを幸せに伸ばすための親の力=

 

追伸:ご心配をお掛けしました。日に日に良くなっています。来週は久々のハードスケジュールが待っています。迷惑かけないように体調の管理にも気を配ります。





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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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