2013/09/27

『故郷の駅』の変容ぶりに・・時代の流れを感じつつ



終着駅直前に車内放送が聞き取れました!

 運転再開のお知らせでした。丁度午前8時でした。終点の上野駅で乗り換えるのが山手線です。運転が再開されたと言うのでホッとして1つ手前の駅(=日暮里駅)構内の滞っている人の波を目の当たりして心臓が早や鳴りし始めました。日暮里駅の常磐線ホームは確かに狭いのは事実ですが、降車した乗客の足の踏み場が無いと言うのは大変危険な状態でした。徐行しながら上野駅まで到着したのですが、山手線と京浜東北線のホームには入場制限の状態になっていて思わず困惑のスタートとなりました。

 運転手を請けていただいた出版社の方から「JR辻堂駅」の出口案内もメールで届いていました。駅に降車して指定された出口を探して移動しながら、当時の駅構内がどうなっていたかを思い出せない程の変貌ぶりに、またまた困惑でした。

 お迎えを戴いた出口で無事の出会いを済ませて駐車場まで移動です。歩きながら振り返ってみた「故郷の駅舎」が、すっかり大都会の佇まいに変容しているのにびっくりした程でした。2001年に開校した小学校に訪問される全国からのお客様にご案内した「故郷の駅」は面影が残っていません。『10年ひと昔』の理念では算出できない変化の速度を痛感した一日でした。帰路でも構内に迷子になりそうでした(笑)。主催者の期待に添えたかどうかは不明ですが、遅延も無く開始できたことだけで許してもらおうと勝手に考えてしまいました。

 卒業して30年も経てば「卒業生も成長して」いるので、変容ぶりにはどぎまぎした対応になっちゃいますよね。最後の勤務校に我が子をかよわせているという母親になった卒業生も、聴講者として再会しました。帰宅したら以下のメールが届いていました。ご紹介しましょう。

0926-15:56受信
本日はやっとやっと角田先生に再会出来ました!講演会ありがとうございました。先生が講義室に入って生きた瞬間、中学校の教室の風景が目に浮かび、50分間ほんとに集中した授業を思い出して緊張してしまいました。(中学の英語は人生で一番集中し、緊張した授業です)

あれから278年が経過し、二人の子供が初代校長を務められた小学校に通っています。学校に行くと、各教室に掲げてある「遊・学・選」(=角田校長先生の直筆)の字を見てはすごい先生に習っていたんだなと実感していました。実家でもお世話になったり、こうして再会があったり人との縁はすごいですね・・・

昨年末は中学校のメンバーにも再会しました。Y君、S君、Aさん、N君、K君、I君などなど会いました。子供が、中学に通ってたり…でもみんなみんな中学のまんまでした。

我が家も先生のお話通り、毎日「早くしろ」だの、「宿題先にしなさい」だの、姉妹喧嘩したり、毎日騒がしく、子供が大きくなったらなったでいろいろ大変ですネ・・・。子供が学校行っている間は、好きなお花の仕事しつつ、PGT参加もそこそこに頑張ってます。

また講演会などの機会があれば出席させていただきたいです。今日はほんとにありがとうございましたご多忙とのことですが、お体ご自愛ください。メールにて失礼しました。



早朝歩禅から帰って朝食も美味しく食べました。
半袖では寒さを感じる朝です。朝陽が東の空から昇って来ました。およそ1時間の『歩く』幸せを満喫して、帰って来ました。昨日の「講座での全力投球」の爽やかな疲労感を噛みしめている朝です。主催者や関係者の方々の温かい対応に心から感謝し、「故郷の良さ」をしみじみと感じている幸せな朝です。有難うございました。また、呼んでください!!喜んで里帰りいたしましょう。

 









 
 
 
 
 
 
 

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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