砂山に さわぐ潮風 / かつお舟
はいる浜辺に / 夕焼けが 海をいろどる
きみの知らない ぼくのふるさと / ふるさとの はなしをしよう
今頃は 丘の畑に / 桃の実が 赤くなるころ / 遠い日の 夢の数々
ぼくは知りたい きみのふるさと / ふるさとの はなしをしよう
きみの知らない ぼくのふるさと / ふるさとの はなしをしよう
今頃は 丘の畑に / 桃の実が 赤くなるころ / 遠い日の 夢の数々
ぼくは知りたい きみのふるさと / ふるさとの はなしをしよう
昨夕は、我が「ミニ老人ホーム」(=俗称?)に転居して初めての来客がありました。急に決まったお話でした。来客は、孫の友人のお父さんです。孫同士の交遊があり、孫が友人宅に泊めていただいたようでした。先方も拙宅に来て泊まって行ったとの情報も知りました。
何気ない会話の中でその子の父親の故郷が小生夫婦と同郷であることがわかりました。夏祭りの会場で孫たちの群れの中に若い両親も居ました。紹介され挨拶を交わしていると「お盆には息子と一緒に熊本まで帰って来ます」との情報を得ました。父親の十三回忌になる来年は家族全員で帰省するとの話も聴きました。
そして、お盆の帰省土産に故郷の香りが届けられました。
故郷は九州・熊本です。
関西や中京、あるいは横浜や東京までなら就職先として選択しますが、東京を超えて、ここ茨城県に九州地方から就職する例は今までにあまり聞いたことがありません。故郷つながりの稀有な出会いになったようです。
孫の友人の父親は小生の長男より1歳年上だと判明しました。我が子達の年代です。帰り際に妻が「余り物ですが持って帰ってくれますか?」と声を掛けると、「故郷のおふくろが、そんなセリフをよく発していました」と笑顔で言いながら「有り難うございます。遠慮なくいただきます」と言葉を結んで貰って帰って行きました。
お盆の帰省で会って来たばかりの熊本のお母さんを思い出したことでしょう。故郷の話に花が咲いて楽しい時間を過ごすことができました。
冒頭に紹介した歌詞は40年以上も前に口ずさんだ流行歌の一節です。この歌を聴く度に遠い故郷を偲んだものでした。
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