スポーツは全般に亘って好感を持っているが、近年は「世界トップレベル」で競技する日本人選手の活躍に目を見張ることが多くあり、嬉しい限りである。休日は家人もそれぞれの行動があるらしく老輩はゆっくりした自分だけの時間が出来る事が多くなった。これも嬉しい事かな?
TVという娯楽器械は、ほぼ観戦か天気予報か時事問題への関心からの画面選びになってしまう。リモコン操作にも少しは熟れた(笑)。スイッチ一つで容易に画面を変更できるので助かる。
女子プロ野球と女子サッカーの画面に暫し足止めを喰らった。
歴史的には浅い種目だろうが、「時代背景を反映する画面」という小生の哲学からすれば、この二つの画面から新時代の歴史が始まりそうな予感がして、数分間ずつ観戦した。試合そのものはどうでも良い。この新歴史へマスコミが支援に回ってくれることを念じつつ、数チャンネルで同時刻に取り上げている種目に辿り着いた。やっぱり、「観戦に堪えられる」種目であることを実感して、老婆心の視点が変わった。このフィギュアスケートなる種目は、いつ頃からこんなメジャーなモノになったのだろうか?
・・・・・近年シングルでの日本人選手の世界的な活躍が目覚しく、2006年トリノオリンピックで荒川静香がアジア初の金メダルを獲得したほか、浅田真央や安藤美姫、高橋大輔ら世界チャンピオンを筆頭に世界レベルの選手が多数存在する。また歴代でも男子で1977年に佐野稔が、女子では1979年に渡部絵美が世界フィギュアスケート選手権で日本人選手初の3位となり表彰台に上ったほか、1989年に日本人初の世界女王となった伊藤みどりや、1994年に同じく世界女王となった佐藤有香や村主章枝、本田武史、中野友加里らが活躍した。・・・・
ざっと計算して40年ばかりの歴史が存在することがわかった。
スポーツ(種目)が国民性に合うことも「大飛躍」の支援隊であることは納得している。それを「人気がある」と国民性は評価しているようだ。人気を得るためにできる現役の選手には限界があるので、それを取り巻く「連盟」(通称)の力量、取り分け「広報力」のエネルギーは軽視できないようだ。
国技と言われる種目でも、運営力が手を抜けば奈落の底に落ちることには前例を見なくてもわかる事である。懸命に努力をする選手たちのためにも立派な「歴史」を積み上げて欲しいと願うばかりである。
写真の晴れやかな選手の表情に至った現実には、長短はあっても「歴史がある」ことを忘れて欲しくはない。自らの誇りを次代に「謝意を込めて」伝えていく歴史の先導役(=広報マン)となって欲しいと願うのは爺脳からだろうか。
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