皆さんはご存知だったんでしょうね。
小生は『爆弾営業』かと、見間違いに気付きました。次の瞬間に、愕然の思いに苛まれてしまいました。新聞記事によると『自爆営業』だと確認したからです。恐らく辞書に登載されている四文字熟語ではないと思われますが、この状態が存続すればいずれは広辞苑等に解説が出るのでしょうね。
販売ノルマを達成できず、自費で買い取る行為が『自爆営業』と呼ばれているとの波線(朱書き)部で理解しました。言葉の起源は分かりましたが、世相を通じての新作熟語の本意と言うか、成立条件の背景に合点がいきませんね。マークは付けませんが、「上司から年賀はがきの販売ノルマを突きつけられている」のが『非正規社員』とあるのにも哀しくなってしまいました。
通常は読み過ごしてしまう新聞記事でしたが、何故か目が留まりました。
「訳は、簡単です」と言語技術なる表現を利すれば、郵便局に行くたびに窓口の正規社員から「年賀状はどうしようか?」と声が掛かるのです。「買いましたよ」とでもあっさり嘘をつけば「嘘も方便」でその場は凌げるのでしょうが、今年は何だか「手作りの年賀状」に方向転換しちゃおうかな」の心情が込み上げて来ているんです。葛藤の基準は、「お年玉付き年賀はがき」という、喪中以外の投函には何の抵抗も無く実施して来たんですから・・・・・ね。
青年時代には、売り出し日には郵便局の前には行列が出来て買い求めるだけでも重労働でした。「私製・年賀はがき」での投函には無神経さを恥じて引け目を感じた時代でもありました。パソコンを求めた頃には、「メール年賀」とやらに凝ったこともありましたが、玄関先に届けられる「年賀はがき」を見直してここ数年は、印字こそPC仕様ですが、年賀状を買い求めて投函しています。
今日では、今、郵便局に行っても購入できる時代になりました。
その裏側では、自爆営業マンが存在しても捌ききれない現代病が巣食っていることを、昨日の朝刊で知り愕然としてしまいました。経済構造も窮地に追い込まれていることを実感しつつ、同時に「経営(=利益の追求)」の厳しさも痛感している朝です。
お待たせしました!!
去る12日の「横須賀市立横須賀総合高校」の訪問記を昨夕、新ブログ【寸心紀行】(=右欄外の該当名をクリック)に登載しました。
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