サンふじ出荷案内
前略 本年は①春先に積雪、遅霜の被害、②夏期の旱魃など天候不順で大変厳しい状況の中、①9月に入り雨台風でしたので降雨があり、平年並の果実肥大まで成育しました。 しかし収穫量は少なめです。
11月に入り、雨、曇りの目が続き、着色は遅れぎみですが初雪も観測され、やっと収穫期になりましたので11月末頃より発送いたします。
【丸数字と色分けと下線部は小生が手入れして表現しました。】
10年以上のお付き合いを続けているリンゴ農家からの葉書です。
長野県立須坂東高等学校のPTA主催の教育講演会に講師として招かれて行ったのがキッカケでした。当時のPTA会長さんが、この葉書の送り主です。
りんご。
九州生まれの小生にとって、「木に生っている林檎」の光景は大学生時代に松本市出身の友人宅に泊めてもらって初めて見たものでした。前掛け姿の友人のお兄さんが、リンゴを捥いで前掛けでキュッキュッと音が出る程に拭いて食べさせてもらった思い出にも繋がります。
この農家に依頼して、九州の親戚にリンゴを送ることにしています。
年年歳歳、自然環境の予期せぬ変容にはリンゴ栽培だけに限らず様々な農家の方々の苦労は大変な様子です。この出荷案内の葉書は印字されています。葉書の余白には手書きで以下の文章(追伸)が添えてありました。
今日は雪が降りました。これで収穫開始が少し遅れそうです。11/13
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