このちっちゃな記事を読んだ日本人はどう思うだろうか?
小生は無類の大相撲ファンである。知る人ぞ知る事実である。記事の主人公の横綱は外国籍の関取である。しかし、日本語の、いや相撲界に伝わる「古い日本語」を流暢に駆使するだけでなく、相撲道に徹する精神力は「誇るべき日本人」を遥かに凌駕していると常々から感心している。日本人横綱の誕生を待ち望む大相撲ファンの心理も十分に理解しているが、この記事を読む限り恥ずべき失態だと断言するしか無いような気がしてならない。
諸外国の政策的な無謀ぶりに、時としてその国の品格を疑うことがある。
歴史認識の違いはその国の教育の経緯に因ることも認識している。国民性の基盤は「我が国・わが民族」という自意識に裏打ちされたモノである。苦境に立った大相撲界のピンチを救った功労者への敬意を表することができない。国民性が地に落ちたと判断すれば、「教育」という名称を語尾に着けた我が国の教育実情には「誇るべき国民性」の一部分が完全に剥がれ落ちたと評価されても仕方あるまい。こんな小さな事件にでも教育の手抜きは明らかに表出する。家庭教育も、学校教育も、そして社会教育も真剣に再考しなければなるまい。誇れる我が国が、小さな蟻の穴から崩壊するとも限らない。危機的現象と捉えてしまった記事である。
2011年3月11日に未曾有の天災が東北地方を襲った。
打ちひしがれる思いで身も心も痛めつけられた被災地に向かって、現役力士のリーダー(=横綱)として「激励の姿を形にする」ことを提唱した力士である。その力士の敗戦の直後に取った観衆の態度には納得できない。(確認のため(当日は出向中で自宅不在)、ユーチューブの画面を見た)
記事を読んで敗者の心中を察する。
親愛なる敬意を表することが「誇るべき国民性」の再生のきっかけになって欲しいと願うばかりである。
≪事務連絡≫
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● 21日訪問の、広島市立中山小学校の訪問レポートは新ブログ【寸心紀行】にてアップしました。右欄内からお入りください。
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