2010/04/09

新聞を読んで・・・。

  ~「短所」の隣には「長所」がある?~
 おはようございます。 昨日版のブログを届けます。
 鍼診療・定期便は木曜日です。車で1時間45分かかる診療所に「9時半予約」診療のためには茅ヶ崎の自宅を7時半には出発することになります。我々夫婦は早起き鳥です。しかし、二人同伴で出掛けるとなると早朝の時間は慌ただしいモノになってしまいます。いつもの夫だけのマイペースも崩れてしまうわけです。ブログを認める時間確保も厳しいのです。これ以上述べれば、単なる言い訳になりそう・・・(笑)。
 4月2日号の本ブログ誌上で取り上げたばかりの「教科書」に関する記事。
 昨日の新聞でまた発見しました。日本の高校生は教科書が好き。とても良い見出しです。ところが良く読んでみてください。見出しと中身がちょっと違う?新聞記事を含めてマスコミ関係の資料は、殆どが「見出し」に関わっての記事内容の「落ち」が、批判的な文章でまとめられてしまうのです。小生は寂しくなります。教科書が嫌いな高校生は個々には登場してこないのですが、「教科書を好きな」高校生が、視点・観点を無理矢理に変えて「でも、体験・発言は苦手」と批判的に括られてしまっているのです。
 「お勉強は出来るが積極性が無い」と言われると欠点の「積極性がない」方が優先されてしまいそうですよね。「お勉強も出来て積極性もある」子どもを育てることが教育の本来の目的なんでしょうか。お勉強が出来るという長所があれば消極的であるという短所もある。これは当然のことです。短所のすぐ隣には長所がある。そう思いたくありませんか?そのバランスを無理矢理に取ろうとすると「歪み」が育ってしまうような気がしてなりません。
 「お勉強は出来るが積極性がない」と烙印を押されたのは、何を隠そう、この小生の小学生時代のことなのです。これは小生を知る周囲の方達でも殆どがご存じではないことです。いつの間にか「積極的な」人間に変身してしまっているのですから無理もございませんね(笑)。どうして?それは、また、それなりの新聞記事に遭遇した時のお楽しみに・・・・。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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