2010/04/04

新・歩禅記(20)


  ~この位冷えれば「さくら」は未だ・・~
 現職の校長時代のお話し。
 そんなに古い昔の話ではございません。入学式当日に「桜の花」をタイミング良く愛でることが出来るのは幸運としか言い様がないほどです。明日に入学式が迫った日、小生が思わず「頼むから、明日まで散らないで欲しい!」と懇願するような言い方をした時でした。長男に「祈れば桜の花って散らないでいるのかな」と素っ気なく呟かれ家族中で大声で笑われたのです。とんだ顰蹙モノでした。しかし、今となっては純粋なお祈りだった(笑)と微笑ましく思い出しました(小生だけ!!)。
 今日の歩禅は近くにある学校の校庭にある桜の様子を見に出掛けました。5校を巡って帰宅しました。どの桜も「大嵐」が来ない限り、明日の入学式にはきれいな花を見せてくれそうで す。ただ、心配なことは明日の空模様が「雨の予報」だと言うことです。晴天の下で、満開の桜の花に祝って貰える入学式であって欲しいのです。職業病は退職しても根絶は難しそうですね。
 通学路には毎年、花梨の花が咲きます(掲載写真2枚}。清楚な花が本格的な春の季節を運んでくれます。とても好きな花に一つです。今日の冷たい空気にはちょっと控えめで蕾のままですが、、桜の花が散った後には存在感で通学路を華やかにしてくれることでしょう。
 
 晴天の京都から・国宝醍醐寺三宝院の桜の写真(右)が届きました。前売り
券を求めるだけでも1時間を要するほどの混雑だったようです。今の京都は観楼のお客様で連日どこも超満員のことでしょう。





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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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