2010/04/20

新年度の「初仕事」は市内の小学校で。


  ~「現職教員」に戻りたくなりました!~
 出講要請は遠距離が多く、近くの「お勤め場」は貴重です。
 昨年度に引き続きアドバイザーをお引き受けしている小学校です。時代の波の先頭を走る(?)研究を学校独自で推している体制に絆されて関わることになりました。2年目とは言え、人事異動の激しい世相はこの小学校にも強く反映していました。昨年度の研究主任の先生も異動していました。
 校内研究通信(研究主任の手による発行物)をご一読ください。
 指導助言者の「ハートを盗まれた」表現には驚きと同時に感激してしまいました。前任の研究主任の意気込みに「凄み」が加わった感じすら受け取りました。「ここまで期待されれば・・・」、いかに鈍感な小生でも燃えたくもなります。資料としては掲載しませんが、独自に作成した「東海岸小学校バージョン」のワークショップを展開しました。各学年での「真剣な取り組み」に、小生自身の「今後の指導力」に浮沈を賭けるのではないか、と胸騒ぎすら感じたほどでした。
 全国の皆さん、写真の建物をご存じでしょうか?
 この写真で「英語の授業」を創ってみたくなりました。その展開例を今日の研究会でご披露(笑)してしまいました。この写真がメイン資料ですが、副資料として東京タワーの写真も準備しました。小学校の英語活動には「担任の先生の人生観」を映し出せそうです。難しい英語の発音を教えることに終始するのではなく、「人生を語る」機会と捉えて、「共に愉しみながら」英語という外国語を思い出して欲しいモノです。この資料で、角田明というアドバイザーはどんな人生を語りたかったとお思いになりますか?
 単細胞のあどばいざーの思いを全身で受け止めてくれる学校ぐるみの体制との出会いに感謝しています。せめて「持っている(?)」英語指導に関する知的財産を提示できるように努めたいと心して帰宅しました。
 今日がこの爺の請負仕事の「始業式」です。教員に戻りたくなりました。
 明日からほぼ毎日のように東奔西走の人生が始まります。これは幸せな人生なのです。スケジュールが許す限り、要請があれば出来るだけの対応したいと、改めて心新たにしました。



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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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