~後遺症は今日まで?~
赤ん坊だと思っていた孫が、いつしか体重も増えていたのでしょうか。
久し振り抱っこした孫の重さに後遺症を、今朝辺りから顕著に感じながら苦笑いの通常(爺・婆二人三脚)生活に戻りました。孫を抱ける幸せに感謝すべきのところを、老体の腰痛に振り回されている幸福な自分を責めてしまいました。早朝『腰湯』の恩恵をしみじみ感じて一日のスタート。朝食は摂らないのでお茶を飲んでから妻との歩禅。孫軍団の残骸(笑)を宅配便で発送(第2弾)するために、リュックに荷物を入れて集配センターまで歩くことにした。片道20分の歩禅。発送を済ませてから帰路を少々遠回りのコースにして歩いて帰宅した。
最近は「食後の歩禅」を試みている。
いつもは夕食が済んだら歩くことにしているのだが、今日は特例。知人から電話を貰ったのでご自宅まで行くことになった。夕食後に訪れるのは失礼なので夕食前に歩禅として出掛けた。今日の歩数は11000歩でありました。一晩眠ったら、明日はもう腰の痛みは消えているかな~、と能天気な爺です。
歩禅とは、『安岡正篤 人生を拓く』(神渡良平 著 講談社+α新書)で拾った言霊です。千葉県で早朝ウォーキングを長年実践しておられる方の言葉として紹介されていました。沈思黙考の「坐禅」に呼応するものだそうです。ふと読み留まったのは我が愚脳にも大きな電撃が走ったからなのです。歩きながら自然界に身を委ね、自然界に畏敬の念を抱き、そして自然界に語りかけることのできる自分を見いだすこと。これを「歩禅」と利己的に理解しました。坐禅が苦手な私には「静かに座して己と語る」ことに替わるべく言葉として受容できる気になったのです。だから私には単なる言葉としてではなく、『言霊』(ことだま)となったのです。 平成16(2004)年10月20日 還暦に記す ~以降「散歩日記」を歩禅記として継続発信中~
自己紹介
- 角田明
- 1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。
0 件のコメント:
コメントを投稿