これは「嬉しい悲鳴」であることを冒頭にお断りしておきましょう。
孫達にとっては、連休ともなると遠くに住んでいる「お祖父ちゃんお祖母ちゃんの家 」を訪れることは大きな楽しみなことのようである。我が子育ての時代をふり返れは反省することばかり。「遠過ぎた」実家なのでゴールデンウイークの帰省はゼロであった。孫(わが子達)と祖父母との「嬉しい悲鳴」を上げさせてあげることは全くなかった。孫達とのゴールデンアワー過ごしてみると反省ばかりが過ぎる。
九州の親たちは寂しい思いで過ごしたのだろうなぁ~。
「孫達がやって来る」というだけで気分も高揚して、普段のノンビリムードの爺と婆の足取りまでも軽くなってしまう現実を、見詰めれば見詰めるほど「反省の思い」に潰されそうになってしまう。それにつけても、孫軍団の成長には目を見張る。5人の孫も末孫が2歳になった。遊びに加われるようになっている。5人の孫達が集結すると「子どもワールド」が出来る。興奮した口調で大きな声が狭い部屋中に響き渡る。言動にその成長の跡を実感しながら「若い親たち」の日頃の子育て奮闘ぶりには敬意を表しなければなるまい。
後、数年経ったら・・・?
爺婆は、孫達の成長に反比例して更に老化する?孫にまで面倒を看てもらうようになってしまうのだろうか。嬉しいような哀しいような複雑な心境は、正真正銘の「加齢なる業」(笑)か。
下段の東京タワーの大展望台から撮った建設途中の「東京スカイツリー」をご覧下さい。工事も着々と進んでいるようだ。こんなにハッキリ見えるような高さになっている。東京タワーから東京スカイツリーへと、この世界にも世代交代がやって来ている。
上段は横浜八景島シーパラダイス。10年も前にオープンした有名なアミューズメントパーク。園内を喜んではしゃぎ回る孫達も、待ち時間を考えるとウンザリするほどの混雑ぶり。半ば諦めさせる説得に親は一苦労。陽ざしの強さはあったが、東京湾を吹き抜ける浜風の冷たさに日陰では肌寒さを感じるほどだった。数個のショーを楽しむだけで帰宅した。小学生になっている孫達には明らかに不満である。乗り物ぐらい乗りたいよ~、との眼差しが脳裏に焼き付いている。
お祖父ちゃんのつぶやき:自分で来ることが出来るようになったら楽しみなさい。生きていたら(笑)、お小遣いぐらいあげるからさ!
孫軍団が去って行った閑かな朝。
この連休が明けるとノスタルジーに浸ってはおれない、少しだけ気を引き締める爺である。
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