~先生、体調は大丈夫?~
このブログに目を通さない限り、この「言葉掛け」はない。
市内の小学校から、「お借りしていた英語の本」をお返ししにご自宅に伺いたいとの電話を一昨日に頂戴している。貸した本人は冊数も本の名前も覚えてはいない。しかし、借りた側ではそうはいかないようだ。丁寧な申し込みに、今夕を指定した。
貸した本の他に、「プラス」が届けられた。
書斎の「積ん読」状態の書籍を動かして上の写真が撮れた。iichiko の焼酎ラベルが読者の皆さんの目に止まりましたか?その下にあるのが「お菓子」です。これは妻への配慮のようです。「無駄なお礼」もあり恐縮しているのが偽らない現状である。
関わった2年間の「教育指導」は、(本音で言えば)焦燥感との闘いだった。
しかし、小学校教育の現状と将来を考えると、目の前で頑張る「彼らなりの姿」を認知するのが優先されないと将来への展望は無いだろうと心に決めた。教員一人一人の意識高揚が最優先である。大きな方向性を掴んで貰えたのかな、と感じた終幕であった。2年間の任を果たしたことにしている(笑)。
昨日は、風邪かな?
老化現象を自ら感じ取るようなブログを書いてしまった。書いたことへの後悔は無い。しかし、今夕の再会で元気が復活してしまった。数分間の立ち話をしながら元気になる自分が嬉しくなった。ありがとう!お疲れの勤務終了後の時間にご足労いただいたその「こころ」という薬が効きましたなぁ。また、お役に立ちたくなりました!!
やっぱり、小生は単なる能天気な爺でありました、ですね。
歩禅とは、『安岡正篤 人生を拓く』(神渡良平 著 講談社+α新書)で拾った言霊です。千葉県で早朝ウォーキングを長年実践しておられる方の言葉として紹介されていました。沈思黙考の「坐禅」に呼応するものだそうです。ふと読み留まったのは我が愚脳にも大きな電撃が走ったからなのです。歩きながら自然界に身を委ね、自然界に畏敬の念を抱き、そして自然界に語りかけることのできる自分を見いだすこと。これを「歩禅」と利己的に理解しました。坐禅が苦手な私には「静かに座して己と語る」ことに替わるべく言葉として受容できる気になったのです。だから私には単なる言葉としてではなく、『言霊』(ことだま)となったのです。 平成16(2004)年10月20日 還暦に記す ~以降「散歩日記」を歩禅記として継続発信中~
自己紹介
- 角田明
- 1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。
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