2013/08/31

畏敬の念を抱く『モンスター』様から返信葉書が届きました!

 

 想定外!?

 この言葉が流行語になったのはいつ頃だったでしょうか?昨日、郵便受けから妻が葉書を取り出して持って来てくれました。差出人名に気付いて、内容を読んで小人物の小生の蚤の心臓が止まりそうになりました。まさに、想定外の出来事です。

 素晴らしい「8行詩」に脳も足も硬直してしまいました。

 「これからの教育を良くする・・・・・」の行を何度も読み返しました。そして、唾をグッと呑み込んでから、傍に座っていた妻に向かって音読しました。読み割った後に妻は言い返しました。「これからの家庭教育を良くする道は唯一つ、父性の復権ですかね」と8行詩を、妻なりに解読していました。

 6月19日に初対面、8月25日に主宰される研修会に初参加をさせていただいて直に指導を受けました。勝手なネーミングは非礼極まるモノですが、今までに出会ったことの無い、無比な『怪物』そのものでしたので、モンスターと叫んでしまったのです。それは帰路のマイカーの中の運転席での小生の絶叫でした。それからは、妻との対話に登場する人物名は「モンスター」の呼称で通じます。

 明日からは9月です。

 季節の節目にもなる月がやって来ます。『モンスター』様から届いた葉書に強運が「付いている」気分にもなりました。何せ、91歳の超高齢者です。しかしながら、バイクを颯爽と乗り回しながら会場まで来られ、弁舌さわやかに居並ぶ現役校長さん方に説かれる姿勢に御年の確認は畏れ多いとしり込みをしてしまいました。

 80年前の御記憶を淡々と語られる声量にも圧倒されました。「これからの教育をよくするために」己の全身全霊を傾けられるお姿には頭が下がりました。その情熱ある姿勢を、ホンの少しでも真似できるようにするためには何をすれば良いのか。この夏に戴いた超難問の課題となりました。

 短絡的な小市民としては簡単に結論を出しています。それは、「老け込むには20年早いぞ!」の自らへの叱咤です。課題が解ける約束は出来ませんが、20年後の目標が出来たことだけは確かな収穫の大きかった今夏であったことは事実です。
 
 
 
 
 
 

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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