2010/11/04

寒さと感激で震えました。



 ~「ありがとう」と言いましょう~
 昨夜は千葉マリンスタジアムまで行ってまいりました。
 東京湾から吹き付ける風がとても冷たく、周囲の観客も完璧なまでの「防寒」スタイルでした。こちらも大きめのリュックに防寒用の衣類を詰めて行きましたので完全防備でした。それでも震えました。
 震えは決して寒さだけの所為ではありませんでした。45歳になる教え子の「最後の晴れ舞台」であるとの意識が強かったからだと思います。これまでには随分多くのゲームに招待してもらいました。オールスターゲームでオリックス在籍時のイチロー選手と対決した感動のシーンや、200勝達成ゲームのナゴヤドームでの感動の場面を思い出すだけでも胸が熱くなります。こんな凡庸な教員の足下から「こんな立派な選手が巣立ったのか」と、考えるだけでも感慨無量となります。
 ロッテファンには恐縮ですが、何とか「名古屋に戻れる目処」を付けられる投球をしてくれることだけを念じつつ、全身を奮わせながら応援してまいりました。帰る電車の関係から勝利の瞬間は見届けることは出来なかったのですが、「ご苦労様。良かったね、名古屋でゲームが出来るようになって・・・」と夫婦で心の中で「お祝い」を言いながら帰宅しました。帰路の車中では両耳に聞こえる「携帯ラジオの情報」が頼りだったのですから滑稽な光景だったでしょうね(笑)。
 翌朝の今の時点でも、起床時刻が未だ後だと思われるので本人とは連絡を取っていません。長い選手生活の活躍で、「先生を喜ばせてくれてありがとう」と、後ほど伝えたいと考えています。未だシーズンも終わっていませんし、来シーズンへの本人の意向も不明ですが、「お疲れ様でした」と言ってあげたい心境の朝です。
写真は上段から「試合開始前の外野でのキャッチボール」、中段は「試合開始第1球目の投球」、下段は「当日のチケット」です。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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