小生はこんなにロマンチストだったのでしょうか?
いいえ、違います(笑)。未だに花の名前すら覚えようとしないほどのノン・ロマンチストで・・すみません。
早速、ブログの問いかけにお答えをいただきました。
皆さん、凄いですね。外来種の「皇帝ダリア」というそうです。教えていただいた方々に御礼を申し上げます。名前を聞いて、その格調の高さにびっくりしました。それでも何日間記憶に留め、誰かに聞かれた時に咄嗟に応えられるかは全く自信がございません(笑)。
小生の思い出の花? (苦笑しないで読んで下さいませ・・)
文字表現の「思い出」とは少々ニュアンスが異なるでしょうが、思い出の花がこの3つです。記憶を遡らせること、55年前の小学校の教室の授業風景。担任の先生は図工の時間になると「季節の花」というテーマで静物画を課せられました。当然、果物や置物(「小便小僧」像など)もその対象になっていましたが、特に苦手だったのがこの「花のスケッチ」でした。幸代さんというクラスメートがいました。実物にそっくりな作品を仕上げる天才的(劣等生は常にこんな評価をする)な豆画家でした。中でもアマリリスの花の出来栄えは今でも鮮明に覚えているほどです。現在はその才能を活かしているのかも情報は得ておりません。「どうしたら、そんなに上手に描けるの?」と聞いてしまって後悔しました。「見た通りに描けば良いの」とサラリと答えてくれました。つまり、小生にコンプレックスを十分に与えていただいた「思い出の花」なのです。
カンナの花。
我が家に唯一咲いていた花らしき花でした。図工の時間に持参しました。級友から「こんな汚い花は描けない」と一蹴されました。先生は黙って、他の友達が持ってきた花(名前も覚えていません)を題材にされました。花の生活とは無縁な百姓の倅としては唯一、学校に持って行った花でした。無惨な敗北感をいただいた「思い出の花」となってしまいました。
図工の時間に描いた「季節の花」で、たった一枚だけ教室に貼られたのが「ダリア」でした。それ以来、小生の心に「好きな花は?」と問われれば躊躇うことなくダリアと応える習慣がついてしまいました(笑)。「きれいな花」とは無縁な人生を送る宿命を小学生時代から育んでいることが証明されていますね。でもね、他の領域で「花・華」のある瞬間や日々を戴いていますので帳消しですね(苦笑)
花と人生。そのねじれ現象(照れ性)なのか、未だに「花束贈呈」という儀式が苦手です。
素敵な女性から花束など戴いたこともないモテない人生を過ごしてきたことも要因になる?それは無関係ですよ!!講演を終えて壇上で花束を頂戴することも多いのですが、60歳過ぎた今でも照れ臭くて、受け取った後の所作に悩んでしまうと言う情けない人生を「花と一緒に」歩み続けています。
ところで、皆さんの「思い出の花」って何ですか?
メールで「そ~っと教えて下さい」。個人情報として十分に保護いたします(笑)。
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