今日のコースは妻が大型ドラッグスーパーへの買い物があるというので決定。
そこまでは、近所の大型団地を抜けて行くのが最短距離である。歩くのが目的が歩禅であるので少々遠回りを意図的に考える時もあるが、今日は最短距離を選択した。写真は、通り抜ける団地内の紅葉である。
歩きながら考えた。
日本列島に「団地」なる集合住宅がお目見えしたのはいつ頃?正確には把握していない。東京オリンピック前後ではないだろうか。概算でも、もう50年ぐらいの「住居歴史」を歩んでいることになるかも知れない。ご多分に漏れず、この団地内の居住者にも高齢の波が押し寄せているのだろう。見上げると殆どが5階建ての高層建築物である。エレベーターの無い時代の建造物であれば、高齢の方々が5階まで上り下りするのは至難の業であろう。階段を考えるだけでも玄関のドアは重く感じるだろう。
そんな余計な思案を夫婦で語りながら団地内のキレイな紅葉スポットを歩いてきた。
50年もの年月は嘘をつかない。大空に伸びた欅の大木は見事なモノ。その落ち葉も大量である。コンクリート道路ではない場所には落ち葉の絨毯が出来ていた。幼児が転がりながら遊んでいる光景はやっぱりホッとする。叙情詩が書けそうだ。
妻の購入した「安売り」(笑)の品物を両手に提げて帰ってきた。樹木が醸し出す自然の香りは疲れた神経もいやしてくれる。それを体感しながらホッとした気分になった。夕方になった。冷え込んできそうだ。どちら様もお風邪など引かれませんようにお気をつけください。
0 件のコメント:
コメントを投稿