2010/11/07

日帰りは、やっぱり厳しい!

 ~疲労感を支える充足感~
 半年ぶりの浜松の空気。
 浜松市の先生達と出会ったのは2001年の1月であるからもう9年間通い詰めていることになる。写真は、恒例の懇親会場のエントランス。「昨年もそうだった」と会員の先生方が口々に発していたので老脳にも微かな記憶が蘇った。クリスマスシーズン到来の「点灯式」の当日の夕刻であった。1時間半ばかりの懇親会は毎度の事ながら楽しい一時でもある。
 午前10時に開講したのは日本公文教育研究会の蜆塚教室での第5回目の講座ある。
 事務局主管の講座には全国の会場に出向するが、単独の教室での講座はそんなに多くはない。しかし、この教室の指導者は、公立学校の先生達が勉強する浜松『響の会』の出席者としても常連であり、事務局も支援するのでお声が掛かればお断りすることもなく出向しているので5回目となったのである。今回も、真剣に聴講していただいた教室の保護者の皆さんの表情はいつもと変わらず、ついつい(笑)年甲斐もなく力んでしまっている自分に気付いたが、もう、後の祭り?
 昼食を挟んで、午後は第27回の浜松『響の会』秋季セミナー。
 2年間の共通テーマである「小学校英語教育」に関しての最終回の講義となった。そこで、小学校の先生達の明日の指導に直結するべく「音読の方法」をワークショップとして時間を共有した。いよいよ、全国の小学校の5~6年生が「英語を学ぶ」時間が来年からスタートである。危惧するほどの課題も山積している。「小学校の・・」ではなく、受け入れ側の「中学校英語教育」に携わる英語科教員の意識改革に焦点を当てたいのが本音の課題である。そんな思いを載せて、この時間も少々オーバーするほどヒートアップしてしまった(本日二度目の反省!)。
 ビア-レストランは恒例の懇親会場(写真)。疲れた喉を通りすぎるビールの味を満喫し、話しに花が咲くとあっと言う間の時間。爺の我が儘にお付き合いいただいた会員はさぞかしお疲れであっただろう。駅ビルで「ちょっとだけ、あったかい焼酎を呑んで・・」の我が儘が通ってしまうから申し訳ない。
 帰路の新幹線は横浜まで移動する公文の社員さんと快適な旅情を満喫。帰宅は10時過ぎていただろうか。迎えに出た玄関先での妻の「ナゴヤドームは延長戦ですよ」の一声に「我に返って」(笑)しまった。その後はテレビ画面に目が釘付けになってしまった。就床時間が深夜になってしまったのも仕方ないこと(本日三回目の反省)。
 しかし、やっぱり日帰りはきつい!
 そんな疲労感を噛み締めている朝であるが、充足感は血流に乗って心地よく全身を駆け巡っているようだ。関係各位に心から感謝している。有難うございました。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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