2010/11/24

新・歩禅記(40)

~小春日和の下を歩いて~
 早い昼食にして12時半頃に自宅を出発した。
 宅急便の事務所に立ち寄って容器の品定めをして購入。背負っているリュックに詰め込んでJR茅ヶ崎駅方面に向かう。国道1号線・十間坂の交差点を渡って懐かしい旧・茅ヶ崎駅前銀座通り(お恥ずかし乍ら、現代名称は関知無し)を通過してみた。街並みの変貌ぶりに流石に妻も驚いた様子だったが、小生の方がもっと驚いた。昔の繁華街の面影が消えかけている「全国の駅前商店街」とは色合いこそ違うのだろうが、傾向としては大同小異に思えたからである。
 茅ヶ崎駅ビルで購入希望の本を買って、中央公園経由で帰って来た。
 中央公園を覗いた(写真下2枚)。キャンバスに向かう人もあれば、縄跳びに興じる集団もあり、お孫さんらしい幼児と一緒の老女もあり、小春日和の穏やかな公園には「平和な日本の風景」が満ち溢れていた。突如として砲弾が空から降って来て恐怖のどん底に落ち込むような国ではない、こんな幸福を、今だからこそ真剣に考えねばなるまい。
 そんな、ちょっと硬い話題をしながら老夫婦の歩禅は終わりに近づいた。
 写真上段は、自宅に近い神社の境内に聳える銀杏の木。選挙の投票所にもなるほどに近い場所にあり、夏祭りも我が幼子を連れて夜店を楽しんだ境内がある。ギンナンの実を拾える時期はまた違った光景も見ることが出来る神社である。
 一気(休憩無し)に1時間少々の歩禅は、やっぱり厳しい。と、最近、感じるようになっている。買い物があると時間だけが確かにオーバーするので単に「歩く」だけとは少々疲労感も違うようだ。
 


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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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