2010/11/06

日帰りの「浜松・出講」

 ~新幹線という飛び道具~
 2001年から通い始めた浜松市。
 現職時代からであるから、もう9年間も「年に数回」の訪問を続けていることになるのか。当時は、「遠い」場所に思えて、前日から泊まりがけの仰々しい「旅モード」であったと述懐している。その後、広島市や鳥取市、それに高知市と「更に遠い」場所への出講が増えてくると、旅モードの感覚まで麻痺して来たのだろうか。遠いと感じていた浜松市が俄然、隣接感で捉えるようになっている。今日は、これから、茅ヶ崎駅まで自転車で行って、東海道線で小田原駅まで。そこで「飛び道具」紛いの東海道新幹線「こだま号(7:32)」に乗ると、目的地の浜松駅着が8:52である。10時に開講する講座には十分間に合うことになる。
 感覚麻痺。その源は「比較」だろうか。
 浜松より「ちょっとだけ遠い」名古屋に向かうことも多くなった。小田原駅に停車する「ひかり号」に乗車すると名古屋までの所要時間が、浜松駅到着より10分間も速い。今日の講演先は浜松。浜松より10分間短縮される飛び道具を使用すれば、名古屋へも「日帰り出講」となってしまうことになる。
 便利な時代になったことは喜ばしいが、「旅感覚」が麻痺してしまいそうで寂しい気もする。ともあれ、半年ぶりの浜松には10年来の親しい大勢の仲間が待っていてくれる。彼らと楽しく夕食を一緒に済ませても今日中には帰って来ることが可能である。日帰り出講と、旧交を温める再会が出来ることを楽しんでまいりましょう。行ってまいります!!

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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