2010/11/16

『心ぽかぽか』ニュース(10)

 ~同一新聞に同一記事が~
 こんなことってあるんだ!新聞を読みながら不思議に思えた。
 主人公は同一の犬。書いた記者が違うと視点がこんなにズレて書けるのか。観点も大きく違うのは主観がそこにはあるからだろうか。主観はどこから生まれてくるのだろうか。起因には職業観も否めないが、その人の「生き方」に付随するモノではないか、とこの2つの記事を読みながら考えた。
 暗い事件や事故の話題ばかりを目が追ってしまう。
 そして、いつの間にか事件に対しての是非善悪の程度判断が麻痺しているような生活に気付く。同じような事件に思えるモノでも根底には全く異質の条件が流れているのだろうが、「また?」と片付けてしまう日常生活が恐ろしくもなる。
 そんな折り、11月12日の朝刊紙のページは全く別の紙面ではあるが、こんな『心ぽかぽか』するニュース記事に触れて、イヤな事件も暫し吹っ飛んだ。経験値の異なる記者の目が、それぞれの視点と観点から動物を語りながら、わが人生の「今」にふれているようでホッとする。主人公の犬への感動より、小生は記者たちの「心の温もり感」に安堵している。やっぱり、我が輩は変わりモン爺様かな(笑)。
 今日は、我が3人の子供達が卒業した小学校での講演である。
 その冒頭の「講師の語り」でこの新聞記事を使う予定である。先週末の講演は、義理の息子(長女・婿)の出身小学校での講演だった。何となく子育て時代の「足下を見透かされる」思いも無い訳でも無い。しかし、お請けしたからには主催者の本意に添えるよう今日も頑張ってまいります。自宅から徒歩で「出勤」です。今日の仕事日記(=失敗談)は後日のお楽しみに!

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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