2010/11/26

落ち葉の「効用」

 ~この袋の中身は?~
 どなたかが熊手で集めてこのビニール袋に入れて置かれているのでしょうね。
 確かに中身は「落ち葉」でした。持ち主(?)さんとは出会わなかったのですが、後で車ででも収集に来られるのかと思うほど、あちこちにこの風景がありました。
 都会の舗道を北風に吹かれて宛てもない方向へ飛んで行く落ち葉を見かけると寂しい心になるのは小生だけでしょうか。まして、乾燥した枯れ葉と舗道との摩擦音には乾燥しきったカサカサの感じがして居たたまれなくなってしまうのは加齢症候群の為せる業なのでしょうか。そんな季節になりました。そんな折りに歩禅の視覚にこんな光景が飛び込んできました。思わずデジカメを出してしまいました。
 自然に還る!
 樹木となって葉を茂らせながら木陰を作り人々を憩わせてくれる。そして紅葉して落葉となる。落ちた葉は自然に戻って行く。これって自然の摂理?アスファルトで敷き詰められた道路では「還る場所」にはなれそうにありません。水溜まりの出来るでこぼこ道なら、落ち葉を受け入れる容量もあるのでしょうが・・・。
 そんな落ち葉をこうして集めておられる人には何か使途があるようです。
 植物栽培の肥料にでもなさるのでしょうか。良いことですよね。まさしく自然の恵みに感謝して、そしてその力を利して更に有効活用することは素晴らしいことだと思います。落ち葉も還る先が見つかって、先ずは目出度し・目出度し。安堵する爺の日記で御座いました。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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