どなたかが熊手で集めてこのビニール袋に入れて置かれているのでしょうね。
確かに中身は「落ち葉」でした。持ち主(?)さんとは出会わなかったのですが、後で車ででも収集に来られるのかと思うほど、あちこちにこの風景がありました。
都会の舗道を北風に吹かれて宛てもない方向へ飛んで行く落ち葉を見かけると寂しい心になるのは小生だけでしょうか。まして、乾燥した枯れ葉と舗道との摩擦音には乾燥しきったカサカサの感じがして居たたまれなくなってしまうのは加齢症候群の為せる業なのでしょうか。そんな季節になりました。そんな折りに歩禅の視覚にこんな光景が飛び込んできました。思わずデジカメを出してしまいました。
自然に還る!
樹木となって葉を茂らせながら木陰を作り人々を憩わせてくれる。そして紅葉して落葉となる。落ちた葉は自然に戻って行く。これって自然の摂理?アスファルトで敷き詰められた道路では「還る場所」にはなれそうにありません。水溜まりの出来るでこぼこ道なら、落ち葉を受け入れる容量もあるのでしょうが・・・。
そんな落ち葉をこうして集めておられる人には何か使途があるようです。
植物栽培の肥料にでもなさるのでしょうか。良いことですよね。まさしく自然の恵みに感謝して、そしてその力を利して更に有効活用することは素晴らしいことだと思います。落ち葉も還る先が見つかって、先ずは目出度し・目出度し。安堵する爺の日記で御座いました。
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