2011/06/05

久しぶりの(学校の)「記念式典」

~世界で一枚の・・・~
 こんな可愛い絵柄付きの封筒に「1枚のお煎餅」が入っていました。
 記念式典の資料が入っている大きな封筒の中に発見してほのぼのとした気分になりました。最後に勤務した学校が「新設開校」の小学校でしたので、数多くの「記念式典」が必要となり、事前にも事後にも関係者の協力を得て何とか任を果たせた記憶が蘇りました。それは、「学校の・・・」式典では、やはり主役は児童・生徒であることを再確認する時間ともなりました。
 予定時刻より約30分ばかり延びていましたが、花形の主人公軍団が、会場の体育館を所狭しとばかりの声と動きで盛り上げると参会者はすっかり時の経つのも忘れる程に変貌しました。驚きというより当たり前の感動と表現したほうが妥当かも知れません。
 創立70周年。戦前の「国民学校」からの歴史が紐解かれると十歳に満たない子供たちの席からもため息とも驚きともつかない音が聞こえました。学校の歴史を共有する時間が貴重であることを今更ながら痛感しました。
 教員対象の「授業研究会」スーパーバイザーとして、昨年からこの小学校とは関わっています。
 教科指導風景とは違った子どもたちの「実力」を垣間見ることができたことは今後の指針にも影響が出そうな充実感を抱いて、ご招待に感謝して学校を出ました。
 学校教育の原点は授業にあり。そんな豪語を発することができるのも、今日のような素晴らしい『実践発表』を直に見届けることができたからでしょう。これからが楽しみになりました。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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