4時前に起きる。
日課の『腰湯』を済ませても、まだ気づいていなかった。湯船でラジオ深夜便「自分探しのフォーク人生」を聴きながら窓外の雨脚の音も併せて聴く。高石ともや氏の声を聴きながら遠い昔の思い出を弄っている自分に気が付く。奥様を亡くしても、朝の開口一番は「妻に向かっての言葉」だと聞き取ると胸が熱くなったのは同年代の証なのだろうか。氏の「受験生ブルース」が脳裏を駆け巡ったのは紛れもなく同世代であった。
浴室から出て「髭を剃る」行為は、今日は仕事があることの証明である。
鏡に老妻の顔が映る。「どうしたんですか」と言わんばかりである。明日が仕事で今日は休みだと気づいたのは洗面所を出て朝食を済ませて、パソコンに向かった時であった。「やばい!!(笑)」と照れ隠しをしても後の祭り。
一通りの軌道修正をして(笑)、気持ちを建て直しができたのは午前10時ごろ(写真撮影)であった。まだ雨足が強かった。優しい声で老妻が声を掛けた。「良かったですね、仕事が今日じゃなくて・・・」と。その余韻にムッとするが、ご指摘のとおりである。苦笑しながら写真を撮る。しかし、直ぐにはブログを書く気になれないのも「肥後もっこす」(=方言で「意地っ張り・頑固モン」)であろうか。
正直なお話。このブログにも昨日、勘違いをして記事を掲載しておりました。
ともあれ、今日という日は終わってしまいました。明日は確かに仕事日です。間違いありません。そんな状態で過ごしつつ、能天気者は「震災3か月目」を過ごしています。転居して2か月が過ぎました。こんなピンボケ状態で老化が着実に進んでいるようですよ(笑)。
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