
昼食はざるうどん。
この地に来て住み始めて2か月が過ぎました。老妻が時々、鳥の鳴き声を耳にして鳥の名前を訊いたことがありました。聞いたことのない鳥の鳴き声だったので、わからないままに時間は流れていたようです。今日は陽射しは強いのですが、ここは風が湿気を含んでいないのでさっぱりとした空気に中で午前中を過ごしていました。
今日はずいぶん近くで、以前に話題になった鳥の鳴き声が聞こえます。新居の1メートル先が栗畑です。東も南も北も栗畑で、下草刈が済んでもまたすぐ雑草が伸びているのが現状です。
鳴き声が近くなり、リビングの窓の外までやってきました。うどんをすすりこむ音に気遣いながら老夫婦は神経質なばかりに音を殺しての昼食です。すぐそばまでやってきた鳥は?
実は、見たことのない鳥です。名前など知りません。鳴き声も特徴はありますが初めて聞いたものでした。暫くは鳴き声を発しながら、飛び去ることもなく歩を進めて背丈が伸びた雑草の中に消えていきました。鳴き声が遠くなったらホッとした老夫婦のうどんをすする音が部屋に戻りました(笑)。
昼食後、すぐに、『調べ学習』(=学校教育の授業手法の一つです)に取り掛かり、この写真に辿りつきました。雉(きじ)の雄と判明したのです。綺麗な鶏冠に特徴がありすぐにわかりました。
不思議な心情です。
雉と一緒の昼食、なんて童話の世界のようですが、今度はいつ雄姿を見せてくれるのかが楽しくなるような午後のひと時です。
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