2011/06/10

ノーワークデーの5日間が終わる

 ~「やること」ってあるんですよね~
 退職しているので公務という言語表現は不適格ではあるが、未だそんな意識でいるのだから『◎◎バカ』を地で生きているようなもんです(笑)。つまり、自宅の玄関を出て公的乗り物を利用して会場まで行くことがそんな精神状態になる、ということをご理解いただきたい。
 珍しいこの短期休養の日々。
 何もないからゆっくりできるぞ!とばかりに意気込んでいたはずなのに、結構「家庭内要務」というものがあるんですよ。老妻を助手席に乗せると、ご要望先に向けてひた走るのである。道不案内とは言え、目的を達するまでの執念は時々閉口するぐらいである(笑)。しかし、今回は、正真正銘の「わが身」の雑務が結構多かったので、前言を取り消しますかね。

 先ずは、メガネ屋さん探しであった。茅ヶ崎で重宝していたチェーン店のメガネ屋さんが転居先近隣にあるかどうかが最初の雑務である。長男夫婦に問うと近距離にあるではないか。ラッキーである。妻はほかの用事があるので便乗して同伴した。チェーン店だけあって、メガネのフレームを見ただけで「当店の商品」と判明するらしく、安心して修理と掃除を依頼することができた。しかも、サービスとして無料だったことは意外だった。「やはり、商売が上手なんですよ」と感激した。その感激を連れて、今度は妻の要望先に車を向けた。数回訪れている大型モールなので道も間違わずに直行した。
 妻の買い物時間の待ち時間は本屋さんで過ごせたのが楽しかった。
 『発達障害に気づかない大人たち』(写真版)を立ち読みしていると妻が戻ってきたので、購入して帰路に着いた。気になる本は読み切らないと気が済まない性分である。帰宅してホンの数時間で単行本を読み終えた。タイトルそのままの著者の直言に頷きながら一気に読み終えてしまった。「うん?オレも発達障害かな?」と思いながら、ふと、数日前の後輩教員と個人的意見を交わした時間を思い出して苦笑してしまった。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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