2011/06/15

読書には興味関心が高い?

 ~どうやって本は選ぶんですか?~
 ここ数回「本を読む」話題が、当ブログで続いてしまいました。
 それには訳がありますが、部外秘です(笑)ので公開いたしません。しかし、小見出しに示したご質問にはお答えします。ただ、いい加減な性分の小生をご存じであれば立派な答えは返って来ないので心してお読みくださいね。
 答=読んでみたくなったから
 Q:読みたくなったポイントはどこにあるのですか?
 答=目次のホンの一列の文字表現に興味が湧いたから
 Q: たった一行の目次だけで本を買うんですか?
 答=そうです。
 実は、貧乏な百姓の三男坊で育った小生は、小学校5年生の時、初めて「図書室」なる夢のお部屋を知りました。その日は今日のような梅雨空で外遊びができず、体育の授業を諦めた担任の先生が図書室に児童を閉じ込めただけだったのです。人の運命はどこにその方向転換の方位計があるかわからないものですよね。行ったことなどありませんが「天国」のような、現実とはかけ離れた夢の世界となったのが図書室という方位計でした。
 子供心に「雨雨降れ降れもっと降れ・・・」と願う日が続いたのも思い出します。担任の先生に直訴したこともありました。その都度、担任の先生は「静かにする」との約束だけを課され、図書室に児童を放置して(笑)快適なお時間をお過ごしになったと後日談で知りました。先生も快適だったら、負けじと小生も快適空間に浸ることができました。そんな担任の先生に今でも感謝しております(笑)。
 その日から、貧乏の小倅にとっての『夢』は、自分の好きな本を、自分の稼いだお金で「腹いっぱい」買って本箱に整理整頓(=図書室)することに変わってしまったのです。
 解答が外れたようですが、実は命中しているのです。
 旅先の駅ビルで時間つぶしをする場合でも喫茶店に座ってコーヒーを飲むより、立ち読みをする時間を選びます。そして、数冊を買い込んでしまうのです。購入のポイントは目次です。1つでも「お気に入りのフレーズ」があると買います。とても贅沢な快感を満喫するだけの道楽なのです。
 ご期待通りの答えにはなりませんでしたね、やっぱり。
 実は読書というのは義務で執行する行為ではないのです。そして、感想を求められるために読むものでもありません。しかし、知的財産はあふれる程頂戴できます。
 他愛のない返答に仰天でしょうか?そんな性癖ですから、いつの間にか部屋は本だらけになってしまい家人に鬱陶しいと毛嫌いされています(笑)。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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