~360度回転しても水田~
夢と言えば大袈裟かな?幼き日々への懐古の思いと言えば頷けるかな?加齢症候群の症状と言えば納得したりして、この地に立つと心の奥底まで「緑の風」が入り込んで来るようで命が洗われる思いになるのです。こんな空気を一変させてしまった原因の追求と支援体制は遅々として進んでいないとすれば、どこに憤懣をぶつけるのだろうか。いくら勤勉な国民性とは言え怒り心頭に達する心情が理解できる。
この時間は午後五時です。
西の彼方には筑波山が見えるのですが、この日(6月8日)は見えませんでした。翌日の天候は雨天なのだろうか。孫の小学校の運動会なのに!?風に戦いでいる植え付けられた稲の苗が奏でる音が心を癒してくれます。カエルの鳴き声が聞こえます。水田と水田の間にはトウモロコシ畑も多くあります。天高く今日も囀って素敵な声を聞かせてくれる雲雀の子育てはその辺りなのでしょうか。
4時半に家を出て一直線にこの場にやって来ます。
独り歩禅の「お気に入り」ゾーンです。田植えの時期にはあちこちに農家の人と姿が見えましたが、今は、もう殆ど働く人の光景はありません。田圃道のど真ん中に立つとぐるっと1回転しても全部が水田です。
誰もいない農道は、時々「我と語る」時間を提供してくれます。云わば、『独り言?』ですね。仕事として請け負う「講演」のリハーサルになることも多いのですが、元気でいることの幸せを噛み締める時間にもなります。
約1時間の『独り歩禅』は、もう一人の自分を伴にして7000~8000歩を歩きます。田圃道からアスファルトの道路に出ると足の裏に違和感を感じるほど、現代道路は健康に良くないことがわかります。
7000歩を歩いて汗ばんで帰宅しました。サッカーのTV観戦が夜の楽しみだったのです。我が目を疑うばかりの日本人選手の活躍に暫し呆然。ここまでたどり着くまでに協会の組織力の素晴らしさを痛感しつつの安眠だった。孫たちの小学校の運動会は明日に延期だそうです。明日は仕事なので出番のプログラムに出場できません。仕方なく出場する老妻は思案顔ですが、孫の威力に期待しましょう(笑)。
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