~要請業務に一区切り~
3年目を迎えた業務である。
それは教員採用試験を受験する人たちを対象にして開講している講座(民間企業)の講師業である。昨日で最終回だった。契約上では、もう1回だけ7月末に出講するのであるが、それは一次試験合格者だけが対象となるので昨日は「総まとめ」の講義となった。単独担当講義回数は5回だけである。他領域への支援のために出向く回数も契約上成立しているが、やっぱり担当業務に対しての責務は重い。ここが公立学校出身者には厳しい程の社会的評価を受けることになる。公務員と一般民間会社との格差を痛感する時期も秋には必ずやって来る。
現象は学校現場と変わらない。「今日で終わる」となると心情的な動揺があるのだろう。90分間の講義も、最終実習も真剣そのものであった。質問も出る。回答(解答)を終えても不安そうな表情は消えない。わかる気もするが、もう『剣ヶ峰』に立っている意識が優先されるべきであろう。
「ネット添削」(=造語)を打ち出した小生のボランティア活動実務は大繁盛である。教員採用試験科目の中の「小論文」が担当なので、この手法は欠かせない。パソコンソフトの機能(=校閲)の援護もあり、楽しみながら受講生の頑張りを支えて来ることが出来た。
昨夜はスタッフと横浜で呑んで帰宅したので今朝の寝覚めは遅かった。起床するとパソコンに向かうのはいつもと同じだったが、「ネット添削」論文が9通も届いていたのには仰天した。まさに、賽は投げられたのである。受講生諸氏の最後の頑張りを支えるべく。本番までの日々をボランティア精神で寄り添うことにしよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿