2013/08/10

全国行脚をすると『知人』も自然増加する??




 「先生の事を師匠と呼ばせてください」

 そんな器ではないが、悪い気はしない。だからそんな器ではないのか!(笑) 同業者との接触でこんな笑い話が生まれることが多くなった。確かな加齢の証明でしかない。敬愛されることは人間とは言え、動物的感情から診断しても快感であることは事実である。しかし、責任重大なポジションであることを意識すれば請けることは難しい!!

 ある県の後輩教員から、「校長任用試験」を受けるよう上司から指示があった、と知らされた。退職までの期間を問うと、3年間だと言う。最後のチャンスだと察知した小生は、当事者意識を探ってみた。小生の聴診器は意外と高性能である。相手が答える音質と使用言語で判断できる聴診器が体内に身についているのである。

 診断は簡単に結論が出た。

 この人材との出会いには他には前例がない。講師稼業の旅芸人にはその場の雰囲気で俄ファンに囲まれることもある。この人材は類別するとその類に入るだろうが、この人材が小生を視る目線と教育観が他者とはちょっと違った。ここではその点については触れる必要性を感じないので触れないが、出会った瞬間からもう6年間は歳月が流れているだろうか?

 年齢は確かに積み上げられ、退職まで3年間を残す年齢になったと事が今回の件で判明した。結論から「校長になったら面白い」との我が聴診器の判断である。確固たるデータはない。しかし、「校長職をやらせてみたい」との動物的第六感(?)なのである。これも人材観であると変人・元校長は自己流の哲学にしてしまう。

 自らの足元で協働した仲間ではないので、実際の「働きぶり」は見ていない。無神経且つ無責任な診断であるが、期待したいのである。そんな人材も、講師稼業ならではの「出会いとキッカケ」から発掘できる。上司から推薦を受けていることで十分であろうが、流れ者の旅芸人にも推薦書を書きたい心情にさせること自体が好人材ではないだろうか!

 帰省ラッシュの開始らしい。我が家にも孫たちだけの先陣が夕暮れにはやって来るようだ。転居したことで近くになったので孫達だけで在来線の電車で来ることができるらしい。いつの間にか孫たちも成長しているんだ!
 

昨夜の室内温度は何度だったんだろうか。鈍な爺さんが数回も起きてしまったんだから・・・・(笑)。全国の皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
 
 
 
 
 
 

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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