2013/08/13

「生活のリズム」崩壊は高齢者の体調不良に!?



 それでも、これは『嬉しい誤算』と言えますかな?

9時に寝て4時に起きる。我が「典型的な日課」を口にすると、聞いた人は異口同音に驚いたように「ホントに!?」と言葉を発する。本心から疑っているわけではないようだが、反応表現はこうなるらしい。異常な日課と評価されていることが分かる。ずっとこのような日課で生きて来た訳ではない。現職があり、3人の子育て中にこんなリズムを維持すること等出来る筈も無い。

 このリズムが固定化したのはここ数年内である。顕著に意識するようになったのは転居してからである。敬愛する鍼診療師に「65歳を過ぎてからの遠隔地への転居は無謀である」と断言された。48年間住んでいた神奈川県茅ヶ崎市と、当地(茨城県土浦市)とでは、朝夕の温度が確かに違う。取り分け、夕方5時からの温度差は老体には厳しく感じることもある。雨戸の開閉も室内温度の調整には欠かせない。18歳から住んでいた温暖な湘南地方の気温が体内に染み込んでしまっていることは火を見るより明らかであった。

 生活リズムの再生の為に出来上がったのが冒頭の「9時と4時」リズムなのである。固執して排他的な着想がある訳ではない。取り分け、盆暮れの里帰りには不規則な時間が余儀なくされる。孫たちも幼い頃には早めの就寝で、早めの起床であるから爺婆リズムには好都合である。しかし、小学校も高学年になると早寝早起きが爺婆リズムとは真逆の体を為すようでリズムを合わせられるのは1~2日と言えるだろうか。孫たちが帰って行った後は、まさに蛻の殻になるのだから手当の仕様もない。

 そんなリズムの不具合はブログ登載時刻も狂ってしまう(笑)。早朝の歩禅記をご愛読していただいている皆さん、リズム崩壊は笑顔でお許し願います!お盆が過ぎれば通常リズムに戻ります。
 
 
 
 
 

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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