これって、周囲からは好意的に受け入れられるので見栄えの良い人生を過ごしていると思われませんか?外部評価と内部評価のギャップは想像を絶するほどの格差があることは知られていません。当事者やその側近、しかもそのホンの一部の者にしかわかっていないようです。
「もう御歳ですからね・・・」と老妻は制御するような言葉を発します。その都度、まるで品格を傷つけられたかのごとく不機嫌になります。「無理ができない年齢なのよ」と娘たちからも異口同音に指摘されることが多くなりました。それでも、結構無理な要請でも「請けてしまう」性分には変動はありません。
酷暑の中を、東へ西へと強行軍の日程をこなす姿勢に最近では「不器用な生き方」を自覚するようになっています。頼まれると「NO,を言わない」のが、一つの性癖となってしまっているようです(笑)。今月になっても3~4日と二日間を「不器用な日程」で過ごしてしまいました。そのツケが老体には確かな疲労感が全身を襲っています。そして、明日から広島市に向かうスケジュールです。
今朝もいつもより遅く目が覚めました。
朝の気持ち良い風に起されたのです。陽射しを遮るために植え込んだ琉球朝顔が目的通りに成長してくれた姿を、窓を開けて見詰めると疲労感が意識できるような勢いで消えていくのです。その向こうには緑色の毬栗がたわわに実っています。その根元には刈っても刈っても逞しく生えてくる(と、栗農家の方が言う)雑草の緑色も元気の材料になってくれます。花は多くは付けないという琉球朝顔も、薄紫色の花を今年は沢山咲かせてくれました。
不器用な人生は、方向転換が出来なことは当事者が一番わかっていることです。しかし、無理なギアチェンジも似合わないことも百も承知です。不器用な人生はそれなりの生き甲斐があるということを自然の緑が教えてくれるような気がしています。こんな老輩でも、未だ「請われている」内は、不器用な人生が認められているのだから、今まで通りに身内や側近者には心配を掛けるだろうが、「やるっきゃない」と猛進するしかないようです。
このブログには、時としてこのような『愚痴る』時間となってしまいます。ご理解の上今後ともお付き合いをよろしくお願いします!!
0 件のコメント:
コメントを投稿