近況を知らせる葉書が多く届き始めた。
書き出しは「学校には子どもの元気な声が似合います」とある。雪国だけが8月の後半から2学期が始まることは古い固定概念には確立していた。西の地方からも始業の挨拶があるのに驚いている。
猛暑日とやらの連続発生で今夏は「夏だ!!」の季節感に圧倒された。「秋の大運動会」という我が国独特な学校風物詩もいつしか消滅してしまった。現職の頃からその兆候はあった。残暑の厳しさに「運動会の練習」が思うようにいかなくなったとの風潮は、ここにきて今夏の異常な暑さでは国民的思考変化もスンナリ認知されるであろう。
朝の時間にも変化は現れている。
4時の時点では玄関先もまだ真っ暗である。従って、正規の『早朝歩禅』の出立時刻も30分間遅らせることにした。出発前の朝と帰り着く頃の空の変動がこんなにも違う(写真・出発時と帰宅時)。
明日で8月も終わる。
台風もやって来るらしい。異常な暑さとゲリラ豪雨に人間様の非力を自らの実体験で味わった夏である。自然界の異常さは人間生活そのものの強欲な趣向(利便性の追求と贅沢なまでの物欲)で発生しているような気がしてならない。
二学期(としかインプットされていない)が始まる子どもたちにとって、ホンモノの「実りの秋」が訪れることを願って止まない。今朝は、5人の孫がいる「お祖父ちゃん」の戯言でありました。
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